平成30年度森林林業白書のP.29にて北都留森林組合が「能力評価と労働条件の向上に関する取組」事例として紹介されました。
『例えば、山梨県上野原市の北都留森林組合では、 従業員の評価や採用の基準が曖昧なことが経営改革 の障害となっていると考え、平成26(2014)年か ら能力評価システムの導入に向けた取組を進めてい る。ここでは、職員の代表からなる「能力評価シス テム導入検討委員会」が、外部コンサルタントの助 言を得ながら、「規律性」、「責任性」、「積極性」、「協 調性」、「安全衛生」等の項目からなる能力評価の仕 組みを作成した。能力評価の導入により、職員一人 一人の意見をくみ上げ、目標を共有する仕組みがで きたところであり、現在、給与体系との連動につい ても検討が進められている。こうした改革の実施に より、経営理念、経営方針に共感する若者の就業希 望者が増え、平成28(2016)年度から毎年新卒限 定の新規採用を継続しており、人手不足、職員の高 齢化問題等が改善に向かっている。』
http://www.rinya.maff.go.jp/j/kikaku/hakusyo/30hakusyo/attach/pdf/zenbun-11.pdf