北都留森林組合blog

森林組合の毎日を日記でご紹介していきたいと思いますのでお楽しみに!

全国森林作業道研究会発足報告 その2

2009年10月08日 | Weblog
~大橋慶三郎先生の講和より抜粋~

「山が急峻で大変。平らならどんなに楽かが道を付けるきっかけであった」
「棚田からヒントを得た。山でこれをすれば平地がつくれる」
「いいな~という空想⇒棚田を真似ようという連想⇒昔からあるものから学び実行が必要。自然に教えてもらう気持ちが大切」
「骨のない魚はいない。道にも骨が必要⇒丸太組をはじめた」
「日本の道は雨=水処理がすべて」
「重力は大型化すればすごく負担大。安く幅広の道はつけられない」
「キャタピラ車でなく普通の車が通れる道が必要」
「山での心配、苦を変えるのが道である。道は人の心も変えることができる」

~酒井秀夫教授の講和より抜粋~
「道は発行して良い道になる」
「火山灰地質はほぐすと固められない」
「作業道は一時的ではなく恒久的に認識を変えていかねばならない」

~宮林茂幸教授の講和より抜粋~
「山村=生命維持都市。林業は生命維持産業」
「自給率25%以下となった産業は消えてゆく。木材自給率を上げていかなければ」
「日本の山は保育から伐採の時代へ」

~岡橋清光林業社長の講和より抜粋~
「機械に道を合わせるのではなく道にあう機械が必要」
※最近、高性能林業機械の小型化が実現しはじめた
「施工と出材技術はOK、あとはどこに道をつけるか路線決定が重要」
「危険なとこは通らないこと。大橋先生から教わったどこが危険かを知る方法、ノウハウを広めたい」
「図面通りに道は作れない。どうしても路線変更が出てくる」


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