登立天満宮の境内では巫女さん二人がうそ鳥を販売。
うそ鳥 1コ200円と書かれた木箱には大量のうそ鳥。
大きさは8㎝前後と揃えてあるようですが、太さは色々の木うそ。
底にマジックで4ケタの数字が書かれています。
登立天満宮では現在、福びきスタイルになっており、当たり番号で景品
が当たります。
時刻は午後6時40分。
本殿で行われていた神事も終わり、境内に設置されていた特設会場では
地元の小学生たちによるハイヤが踊られ始めました。
ハイヤ踊りの曲と手拍子が響く中、昭和9年に始まり今年で80周年を
迎える登立天満宮の夏祭りが続いていきました。
境内に掲げられた看板を観ていると、鷽替神事と木うそについて書かれて
ありました。
昭和2年に商店街の振興と地域住民の融合と親睦を深めることを目的に
太宰府天満宮から鷽替神事を導入。
当初は鷽替神事を行っていましたが、現在は福びきスタイルになっています。
しかし、木うそは現在、熊本県指定の伝統工芸品です。
登立天満宮の木うそは毎年1000個を地元の大工さんが手作りされています。
7月24・25日の両日に行われる夏祭り。
ぜひ、来年は夏の夜のうそ鳥に逢いに上天草市登立へ行かれてみてはいかがでしょうか?