太宰府木うそ保存会

木うその技術伝承と原木育成を目的とした会です。木うその歴史や会の活動内容などを紹介します。

登立天満宮の夏祭り その2

2011年07月26日 | 登立天満宮の木うそ

登立天満宮の境内では巫女さん二人がうそ鳥を販売。


うそ鳥 1コ200円と書かれた木箱には大量のうそ鳥。


大きさは8㎝前後と揃えてあるようですが、太さは色々の木うそ。
底にマジックで4ケタの数字が書かれています。
登立天満宮では現在、福びきスタイルになっており、当たり番号で景品
が当たります。


時刻は午後6時40分。
本殿で行われていた神事も終わり、境内に設置されていた特設会場では
地元の小学生たちによるハイヤが踊られ始めました。


ハイヤ踊りの曲と手拍子が響く中、昭和9年に始まり今年で80周年を
迎える登立天満宮の夏祭りが続いていきました。


境内に掲げられた看板を観ていると、鷽替神事と木うそについて書かれて
ありました。
昭和2年に商店街の振興と地域住民の融合と親睦を深めることを目的に
太宰府天満宮から鷽替神事を導入。
当初は鷽替神事を行っていましたが、現在は福びきスタイルになっています。
しかし、木うそは現在、熊本県指定の伝統工芸品です。


登立天満宮の木うそは毎年1000個を地元の大工さんが手作りされています。
7月24・25日の両日に行われる夏祭り。
ぜひ、来年は夏の夜のうそ鳥に逢いに上天草市登立へ行かれてみてはいかがでしょうか?





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登立天満宮の夏祭り その1

2011年07月25日 | 登立天満宮の木うそ
熊本県上天草市登立では7月24・25日の2日間。
登立天満宮夏祭りを行っています。今年は7月24日(日)なので、木うそとうそ替えの
取材へ行ってきました。


天草五橋の一つ目(天門橋)を渡ります。
写真左側に映っているのが天門橋、右側は飛岳。
登立天満宮は橋を渡って、車で10分ほどの場所にあります。


夕刻6時から始まる夏祭り。
境内周辺には幟立てられ、地元の方々と法被を着た子供たちが集まってきていました。


境内に続く長い石段を登っていると・・・。


前から沢山の木うそを手にした地元の方と遭遇。
「いろんな顔の木うそのあるけんね。選んで買ったと。」


登立天満宮では神事と雅楽奉納の真っ最中でしたが、まずは御参り。


石段を上がりきった横で巫女さん御二人がうそ鳥を販売中。


木箱に大量の木うそ。
いよいよ登立天満宮の木うそ達とご対面です。

つづく・・・。

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天草・登立天満宮の木鷽 ~夏の夜の鷽替神事~

2010年05月27日 | 登立天満宮の木うそ
人吉クラフトパークのご案内記事で取り上げるのを忘れてました。


熊本県天草の登立天満宮の木鷽です。
羽の巻上げは一番大宰府に似ているかも・・・。

登立天満宮で行われる「うそ替え」は昭和2年から毎年7月24日に行われています。
天満宮の鷽替神事は1月7日や1月25日(初天神)に行われることが多いのですが、
ここでは夏祭として行われています。

神事に参加する参拝者はまず木鷽を購入します。
神事が始まると、声を掛け合いながら、互いの鷽を交換していきます。
最後に、木鷽に記入された番号により景品にあたります。

所変われば鷽替神事も変わる・・・
夏の夜の鷽替神事にも参加してみたいものです。
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