太宰府市高雄に所在する太宰府市環境美化センターの斜面には、現在60本ほどの
コシアブラが育っています。
太宰府木うそ保存会が発足した1998年に、木うその原木を育てる活動の一環と
して、この美化センターに約300本のコシアブラを植樹しました。
現在まで生き残ったのは60本ほどですが、植樹から10年を越え、だいぶん大き
くなりました。
保存会では定期的に下草刈りをして、コシアブラを育てる活動を続けてきました。
しかし近年、春の新芽がもぎ取られる事件が発生しているため、看板を設置するこ
とにいたしました。
コシアブラは古くから太宰府では「ホウノキ」と呼び、鬼門から入ってくる災いを
除き、幸せを呼ぶ力のある木とされてきました。
この木を育てていくことは、太宰府伝統民芸品木うそを後世に伝承していくだけで
なく、長い歴史の中で受け継がれてきた太宰府の人々の想いを受け継いでいくこと
に繋がっています。
コシアブラに関わらず、山菜取りも天高く育とうとしているテッペンの新芽は、取
らないでおいてくださいね。
一人ひとりがちょっと我慢することで、もっと豊かな森が育っていくはずですから。
コシアブラが育っています。
太宰府木うそ保存会が発足した1998年に、木うその原木を育てる活動の一環と
して、この美化センターに約300本のコシアブラを植樹しました。
現在まで生き残ったのは60本ほどですが、植樹から10年を越え、だいぶん大き
くなりました。
保存会では定期的に下草刈りをして、コシアブラを育てる活動を続けてきました。
しかし近年、春の新芽がもぎ取られる事件が発生しているため、看板を設置するこ
とにいたしました。
コシアブラは古くから太宰府では「ホウノキ」と呼び、鬼門から入ってくる災いを
除き、幸せを呼ぶ力のある木とされてきました。
この木を育てていくことは、太宰府伝統民芸品木うそを後世に伝承していくだけで
なく、長い歴史の中で受け継がれてきた太宰府の人々の想いを受け継いでいくこと
に繋がっています。
コシアブラに関わらず、山菜取りも天高く育とうとしているテッペンの新芽は、取
らないでおいてくださいね。
一人ひとりがちょっと我慢することで、もっと豊かな森が育っていくはずですから。