25日に宝塚歌劇雪組公演(カード会社の貸切)を観劇してきました。
「ルパン三世」「ファンシー・ガイ!」 (ストーリー、解説は←宝塚歌劇HPを)
2回目の観劇です。公演も後半に入って当日券の残席が少なくなってきています。
この日は、HPの発表をみると立ち見券が100枚出ていました。
5日が私の初日でした。
どうしてでしょうか、あの日と同じ作品なのに今日(25日)は、胸を震わすセリフの多いこと。
舞台が進化したから。私の心が正月の浮かれ気分から日常に戻ったから。
理由はよくはわかりません。でも、来てよかった、もう一度観てよかったと心から思えました。
マリー・アントワネットがルパンに聞きます。(ルパンが未来からやってきたと言うので)
「未来はどうなっているの?」しばし、考えてルパンは言います。
「そうだな、自由だよ」
マリー・アントワネットにルパンは言います。「命を盗みます」と。
そして、8年後へタイムスリップ。
そこは、囚われて判決を待つカフェー未亡人(マリー・アントワネット)の部屋。
新トップ二人のお披露目公演、正月公演。まさにふさわしい。
「宝塚歌劇、新世紀 始まる。」
このタイトルの意味が心に響く。
早霧ルパンが歌う。
どうせ騙すなら世界全部を騙そう 盗むのなら世界一の宝を
(中略)
しょせん 俺たちしがないアヴァンチュリエ 冒険者
(後略)
(プログラムより歌詞参照)
ショー「ファンシー・ガイ」
望海風斗さんの歌がよかった。ルキーニ(「エリザベート」での役名)の時よりもっと好きになった。
ニヒルな悪役もいいけど人の良い小悪党も肩の力が抜けていい感じだった。
夢乃聖夏の歌声もよかった。退団が惜しまれる。
これからの雪組にさらに期待を抱いてしまう。