昨日に引き続き紅葉、そして黄葉です。
サクラの紅葉と紅白の鉄塔
黄色と緑がまぶしい。
モミジはまだ緑色。
宝塚歌劇月組公演『PUCK / CRYSTAL TAKARAZUKA』を観劇。
三回目です。なぜ三回観たのか。大変、素晴らしく感動したからです。
ちなみに、この公演は、「平成26年度文化庁芸術祭参加公演」とプログラムに
表記されています。
ル・サンクvol.160(舞台写真集)
スポーツ新聞がキャトルレーヴ(宝塚歌劇グッズ専門店)で販売されていた。
特集記事が読みたくて購入。
公演も後半になってアドリブが楽しみになってきた。
パックは、髪の毛を触ったり、見えていないのをいいことにいたずらばっかりだ。
前半よりも増えてる。妖精は見えないという設定だけど実際は、見えているわけだから
人間役の人は大変だ。”目が合ってしまう”とか、インタビューで読んだ。
大切なものを奪われてそれが大切なものだったと気づく。
PUCK誕生のシーンで歌われる歌
「(前略)音のある限り 僕は今歌うよ 声のある限り どこまでも歌い続けよう」
パックが掟を破り人間(ハーミア)に恋をし、口づけを交わした時、
妖精王オベロンが言う。
「パック、お前は掟を破った。(中略)一番大切な能力を捨て、人間界に堕ちるのだ」
パックが聞く。「一番大切な力…」
オベロンが答える。「お前の声だ」
PUCKには一番大切な力が自分の声だとは気付いていなかった。
誕生のシーンで歌っているのに。
(「ル・サンク」を購入したら脚本が載っていた。買ってよかった。)
自分自身にとって大切なものってなんだろう?
自分では気づいていないのではないかと考えてしまった。
妖精と言う聖なる生き物から穢れ多き人間界に堕ちてしまったパック。
自らが選んだという記憶も消されているんだね。
でもね、ハーミアがいるし、愉快な人も多いし、楽しいよ。
きっと森の妖精たちがうらやましくなって遊びに来るかもしないよ。
そんなことを予感させるラストシーンだった。
休憩時間、トイレに行ったら、小さい子がくるくる回ってダンスのまねをしていた。
未来のタカラジェンヌかも(笑)
『CRYSTAL TAKARAZUKA―イメージの結晶―』
客席降り、よかった。私は、前に観てるから知っているけど、初めてのお客さんの驚きが
伝わってきて、楽しかった。
最初に比べたら、Vサインしたり、手を振っていたり(二階席に降りてきた人たち)
みんなサービス精神が満載でうれしかった。
第6章しずくの結晶
月組全員がステージに出ている、素晴らしい群舞のシーンだ。
輪になって座っているシーンで「アバタ―」を思い出した。(シガニ―・ウィーバー演じる
グレイス博士が重傷を負ってしまい、彼女を救うためナヴィ達が祈りを捧げているシーン)
マンパワー全開。
ありがとうPUCK、龍真咲。
出会えてよかった。