
10月6日(日)神戸市のラッセホームで開催された、「詩のフェスタひょうご」に参加しました。

第1部
この日の講演は、詩人の池井昌樹氏。
幼少期の話や青年期の話、大学の講義をしている話。
なるほどとうなずくのもあれば、そんな考え方があるのかと、時にユーモラスに、時にしっとりとした朗読をされて、興味深い有意義な時間を過ごしました。
とりわけ、谷内六郎氏による週刊誌の表紙絵との出逢いは、衝撃でした。
信号待ちで他人同士並んで立っていると昔は、何も言わなくても空を見て「きれいな夕焼けですね」「ああ、そうですね」と会話していた、今ではみんな下を見てスマートフォンを操作している。
心の中に宿っている神さまは、目には見えないけど、何の役にもたたないかもしれないけれど、どこかで私たちを見ているのだろうと思いました。
第2部
自作詩朗読会
自作詩「夏仕舞い」を朗読しました。

見上げたら、りっぱなシャンデリア。
ホテルの宴会場ですからね。

自作詩
「夏仕舞い」
いちかわかずみ
高校野球が終わったら夏が終わると
いつから思うようになったのだろう
赤トンボが姿を見せて
ツクツクボウシが鳴きだして
雲の形が変わっていく
あんなに騒がしかった夏なのに
すぎてゆくと思うと切ないのは不思議だ
これから始まる秋のおだやかさと
刹那の夕暮れに期待しよう
騒がしくはないけれど心に沁みる出来事に
そうして
秋仕舞いを感じて冬支度を始める
その次は
ワクワクして春を待ち焦がれる
仕舞いと支度を繰り返し
待ちわびて待ち焦がれる
それぞれの季節はすぎてゆく
たゆたう時間にころがって
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