ネタバレあります。
赤坂アクトシアター。
5日6日と2回観ることができました。
5日がR列上手、6日がW列下手。後方の席ですが左右から観ることが出来ました。
また6日は瀬尾一三さんと思われる人物を見かけました。
後ろの音響の人と話していました。
残念だったのは6日通路側の1席が空席だったことです。
再演です。
パンフレットに稽古場の様子や歌われる歌詞、あらすじめいたことも書いていて前作よりも理解しやすくなっています。
照明で照らし出されるシルエットが雰囲気を出しています。
とりわけ、村人たちの動きが大きく、のそっとした感じが不気味でした。5日の日はなぜか気づきませんでした。6日にもやもやとしたシルエットが人の形であるのに気付きました。
生贄を誰にするのかは、村長に決められたみたいですね。
会議なんてなかったから独断と偏見なのでしょうね。
すあまを籠の中に入れるのに手こずります。すあまもわかっているんです。入っちゃダメだって。
ここの籠の中の記憶があまねが時折みせる行動(例えば、実際はかすかに聞こえる閉まる音が大きな音として舞台上で響きます。人間にはわずかな音でも猫は大きな音として聞こえている。)に繋がるのです。
九曜さんがゼロ戦の模型を持っているシーンも後へつながる伏線ですね。
いろんなところにいろいろなことが仕掛けられていて見落としたことに気づくとショックです。
あまり回数を観ることが叶わないので見て来た人の感想は参考になります。
水晶玉が光るのは迫力ありました。2階席の人の感想に水晶玉が動く時にレールのようなものが見えたとありました。1階席からは確認できず、まぁ何か仕掛けはあるのだろうと思っていますから。
すあまの水色の眼もわからなかった。
「毎時200ミリ」からの雨の様子、水の侵入が前作に比べてリアルにわかりやすく、
浸水してたんだと改めて驚きます。切羽詰ってるんだからもっと逃げなきゃ、とハラハラします。
ゼロ戦、わかっていても、まばゆい光の中から出てくると神々しい。
歌われます。
「その手紙に鍵は無く その手紙に主(ぬし)は無く」
地下道がふたたび川底に還る時、三人は脱出できるのか。
あのゼロ戦が上空高く飛びあがり三人をきっと安らかな場所へ運ぶと信じます。
前回見た時は絶妙なタイミングに感じました。
今回はもう少し傾いてほしかった、暗転のタイミングも難しい。
最後のみゆきさんのことば:壇上にいない人にも少し拍手を下さい。
壇上には主要人物の他に三人しかいませんでした。チンピラや村人はもっといたはずです。
スタッフが演じていたとは驚きました。
自動演奏は、ピアノの鍵盤が動かなかった。(いつもは動くのかな故障かな?)
6日はとりわけ寒かった。
「夜会」折り返しています。少しずつ少しずつ修正が入っているみたいですね。
12月17日の千秋楽は、幸運にも土曜日。こんな日程は稀です。
観ることのできる人がうらやましい。