
桜が咲き始めると、花の状態が気になって、そわそわして落ち着かない。夜半に強い風雨があると花が散ってしまったのではないかと気が気でない。翌朝確かめに向かうこともしばしば。まるで「世の中に~♪」の在原業平になった気分。古くは梅が珍重されていたけれど、このころからすでに日本人にとって桜はまた特別の木であったのでしょう。
お細工物の世界でも桜をかたどった袋物が数多くありますが、これは本物の桜の枝に極々薄い桜色の羽二重で作った桜の花やつぼみをつけた梅が枝ならぬ桜枝。幔幕を張りめぐらせた花見の宴の蒔絵の鉢台に乗せて。
お細工物の世界でも桜をかたどった袋物が数多くありますが、これは本物の桜の枝に極々薄い桜色の羽二重で作った桜の花やつぼみをつけた梅が枝ならぬ桜枝。幔幕を張りめぐらせた花見の宴の蒔絵の鉢台に乗せて。
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