稲取のつるし飾りでは桜や椿など具体的な花をいろいろ吊るすことはあまりせずに、「花」といえば写真右のお鈴布団のような形のものを指します。正方形の布を三角に折り、中に綿を詰めたものを折りたたみ、5枚か6枚を縫い合わせて作ります。私は最初は5枚で作りましたが、紅白で交互になるように後で6枚に直しました。花は、吊るすときには一番下に持ってくることが多く、吊り紐の端を始末するのにちょうど良いです。今回は5本吊のうち、中心の1本だけ花の代わりに房の付いた紅白の花手まり(写真左)を下げてみました。
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