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(2015.6.7 メディオフォンド折り返し、朴ノ木峠からの飯豊連峰:山形県小国町 大きな画像)
6月7日、きょうは人生6回目となるグランフォンド飯豊なんです。
午前4時56分、会場の米沢市へ向かうべく朝靄の二本松市内を走っています。大会はいつもこの時期に開催されるのですが、きょうはわたしの63回目の誕生日。そこで、このグランフォンド飯豊が今年のわたしの一大バースデーイベントになったというわけです。
午前6時14分、米沢市に到着。散歩中のお父さんの向こうに素晴らしい飯豊が見えています。
会場にはすでに沢山の参加者が到着していました。
午前6時40分、スタート前のミーティングがはじまります。
会場で“mizさん”と“なでら男さん”にごあいさつ。
さあ、いよいよ午前7時から15名づつ5分間隔でのスタートです。
午前7時20分、“mizさん”のスタートがやってきました。
“mizさん”スタート!長丁場にいってらっしゃい。(グランフォンド飯豊は距離164、制限時間10時間)
わたしは今回から新設されたメディオフォンド(距離126、制限時間7時間)でしたから、出走は午前7時45分とのこと。それまで公園内を散歩です。
わたしがスタートしてしばらく行ったところで、応援にかけつけてくださった“ロンリーHさん”と遭遇。よくもコース上でわたしを探し出したものです。お忙しいなか、応援ほんとうにありがとうございました。うれしさにペダルを漕ぐ脚にも思わず力が入ります。
毎度おなじみの風景ですが、ここも好きなところで思わず足を止めてしまうんです。
いよいよコース上に残雪の飯豊連峰が顔を出し始めました。
こうして写真を撮っている間に、次々と参加者がパスして行きます。
午前9時5分、第一チェックポイント兼エードステーションの白川ダムに到着。飯豊がこんなに綺麗に見えるのに、残念ながらダム湖には水が全くありませんでした。
コース上に、だんだん飯豊が近づいてきます。
こんな景観の中で、ひたすら自転車を漕いでいます。いいでしょう。
こんなにして写真ばっかり撮っていますから、制限時間はどんどん減っていくのです。でもね、これは撮らずにいられないんです。
ここもダム湖なんですが水がありません。とりあえず記念写真を・・・。
「写真撮ってあげましょうか」なんて言って下さるんです。
「ありがとう、大丈夫です」
小集団が通過して行きました。わたしもこうしちゃおれない・・・。
コース上唯一のトンネル。
午前10時25分、折り返しポイントの朴ノ木峠へ突入しました。長い峠道をあえぎながらヨタヨタと上っていると、折り返してきた参加者達が次々と気持ちよさそうに下って行きます。
午前10時57分、朴ノ木峠の折り返しチェックポイントに到着。
先行していた“mizさん”と同じチームに所属する“TNくん”に写真を撮っていただきました。“TNくん”はグランフォンド飯豊ルーキーとのことですが、若いパワーで順調に走っているのはさすがです。
きょうは本当に飯豊が綺麗でした。
午前11時6分、ポイントに準備されていたトマトをご馳走になって、飯豊に名残を残しながら帰りのルートへ走り出しました。
帰りのルートだって、ちっとも時間的な余裕はないのですが、こんなのを見ると思わずうれしくて止まってしまうんです。“吹雪と緑の里”『胡桃平 上大石沢地区案内板』上手に描けていますよね。子供ってホントにすごいと思うんです。
来るときに気持ち良く下って来たところが、帰りは牙をむく恐ろしい上り坂になってわたしを苦しめるのです。
残りの行程がだんだん少なくなって来ていますが、制限時間も負けずに迫ってきているのです。
さあ、最期の峠道です。あれはなんの施設でしょう。きっとあの辺まで上らなくちゃならないんです。
実際には、峠道からだいぶ離れたところでしたが、スキー場の施設のようでした。屋根が赤錆びているところをみると、いまは廃墟なのでしょうか。
途中で先行する“TNくん”に「いくぞっ!」と声をかけました。制限時間が迫っているのです。目一杯走れば、なんとか時間内にゴール出来るかもしれません。
わたしも“TNくん”も無事ゴール出来ました。しかも制限時間3分前という、じつにきわどいところだったんです。
わたしは、今回をもってこのグランフォンド飯豊からは引退するつもりで走っていました。事実、もし今回参加したメディオフォンドにも朴ノ木峠に足切りタイムが設けてあったならば、わたしは全然アウトでした。体力の衰えはどうしようもなくて、峠をのたうち回りながら上っているとき、“ワイフ君”が言っていた『もう、そのへんのサイクリングにしておきなさい』という言葉が何回も脳裏をよぎりました。
そして今回わたしと同じタイムでゴールした好青年のルーキー“TNくん”は、『自転車に乗りはじめて900キロです』なんて驚くことをいうのでした。わたしは自転車に乗って40,000キロなんだよなんて、とても言えたものではありません。“老兵は死なず、ただ消え去るのみ”か・・・。
「“TNくん”、次はグランフォンドだね」
★第7回グランフォンド飯豊はこちら。
★第6回グランフォンド飯豊はこちら。
★第5回グランフォンド飯豊はこちら。
★第4回グランフォンド飯豊はこちら。
★第3回グランフォンド飯豊<前編>はこちら、<後編>はこちら。
なんだか,自分の写真を見るとえらく丸くなっていて,こりゃダメだなと思いました。^^;
ダム湖は田植え時季の農業用水のためにほぼ放出したようです。たしかに,あの手前に水がないと感激半減なんですよね。
玉庭のところはスキー場とゴルフ場があって,いまは廃虚になっています。一度,夜中に星撮りに行きましたが,熊が出そうで薄気味悪くて早々に撤退しました。
引退などといわずに来年はグランフォンドへの参加をお願いいたします。
米沢市に用事がありいつもと違うルートで長井市に向かっていたらGF 飯豊の車列に遭遇したのでもしやと思いコースを走ってみたら運良くKojiさんを発見した次第です。
私も時折朝練で白川ダムまで走り飯豊山を観察しますが今シーズンは残念ながら今回みたいに綺麗に見えたことがありません。最高の天気に恵まれて良かったですね。
10日が帰省しない休日なので天気が良ければ飯豊山荘まで走りたいと思っています。
年々成績がアップするどころか、下降の一途でした。昨年引退を表明したのですが、今年から新設されたメディオフォンドの誘惑につい・・・。でも、フタを開けてみれば、距離こそ126キロでしたが、制限時間が7時間というのは、決して甘いものではなかったんですね。わたしはもう限界で、どの坂も死ぬ一歩手前で上っていました。潮時をわきまえないと、命を落としかねませんからね。
“なでら男さん”はじめ、皆さんには本当にお世話になりました。ありがとうございました。
いつも“ロンリーHさん”の応援に、どれほど元気づけられたことか、本当にありがとうございました。
この日は、いままで参加した中で最高の飯豊が見れました。今度は樽口近くまで車で行って、駐車場から飯豊をバックの写真を撮ってズルしちゃおうかな。
10日“ロンリーHさん”が走られるとき、最高に天気がいいといいですね。楽しんで下さい。
kさんのお人柄が滲み出ている様な走りでしたネ。
職場でGフォンドのデジカメを見せて頂き、その飯豊に魅せられ一週間後、丸森尾根を越えて大石山のハクサンイチゲを見に行ったのが5年前。 それから毎年6月の声を聞くと、kさんのGフォンドとあのイチゲが頭に浮かぶようになっていました。
今年の花期は早いので、実は1~2日にkさんの完走を祈りながら、喘ぎ喘ぎ丸森尾根を越えました。
kさんの頑張りが私の張り合いでもあります。写真撮らずにマイペースならまだまだやれます。引退は聞かなかった事にします。
できればkojiさん来年も。でもグランフォンド伊王野もありますからね♪
今年は好天の日が続いたので、“ananさん”が登られたときも素晴らしい飯豊に逢うことができて、心身共にリフレッシュできたことと思います。飯豊登山はGF飯豊の何倍も体力を使いますが、だからこそ登ってハクサンイチゲに逢うことが出来たときの感激もひとしおなんでしょうね。
GF飯豊は自分の体力のバロメータにしていたんです。ですから、自分では年々走りが違ってきているのが分かっていたんです。メディオフォンドにした今年も、朴ノ木峠についたとき、回収車担当の星輪店店長から『kojiさん、ことしはどうでした?』と聞かれ、『やっぱり足切りタイムには間に合いませんでした。今年は10分オーバーでした。』と答えました。これが現実で、年齢による体力の衰えはいかんともしがたいです。これからも“自転車乗り”心意気は失わずに、楽しく走っていきたいものだと思っています。
そして、このたびはお誕生日おめでとうございます!
最後と言わず、どうかこれからもますますご活躍ください。