中国の観光ブームで、多数の外国人が敦煌の世界遺産を訪問すると言うが、その外国人の「吐息」が原因で石窟の壁の剥落、変色が進み困っていたが、日本の技術協力で、クローンを作成し、実物を保護しようということになっているらしい。(朝日新聞デジタル) 敦煌に行った外国人観光客がなぜ吐息、ため息をつくのか?さすがに中国は変わった国だと驚いたが、実は、「吐息」や「ため息」ではなく、通常の「呼気」のようだ。明らかに誤った語選択の結果である。
そういえば、かつて、アメリカの牛(牧畜の)のあくびが地球温暖化の原因だというニュースがあったのを思い出した。これも「呼気」に含まれる二酸化炭素の作用である。しかし、「吐息」よりは「あくび」の方がましか。いや五十歩百歩か。
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