食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『回想旅行記、アンコールワット遺跡Ⅰ』

2014年02月02日 18時14分58秒 | 旅行

私が思っていたアンコールワットは有名な3本の塔がある寺院とそれにまつわる遺跡があ

るくらいのものだったが、遺跡は数知れず1冊の本になって紹介されるほどある。

それも数キロのエリアかと思いきや、数10Kmいや100km以上離れた所にも遺跡が残され

ている。私はそうしたカンボジアの遺跡をアンコールワットとして一括りにしていた。

アンコールワットだけでも隅から隅まで歩けば1日はかかるから、この寺を中心にして主だ

ったものだけがツアーなどで回ることになる。遺跡群には入場料を必要としている。遺跡の

発掘、補修などの費用を捻出するためのものだ。観光する場合、切符売り場で1日券、1週

間券を購入するが首からかけるパスケースに、写真が印刷された券が入れられる。券の購

入時に写真撮影をするのは珍しいが、本人確認できるようにしておかないと偽造が横行し

そうな気がしないでもない。

遺跡をじっくり見学するには1週間でも無理、好きな人は何度でもこの地を訪れると思う。私

たち夫婦も2度行っているが私はまた行くつもりでいる。ホテルの朝食は洋食に和食もどきが

用意されており、いずれを食べても美味しく頂くことができた。朝食後の遅い時間ガイドがや

ってきてアンコールワット、アンコールトムなどの遺跡巡りに出かける。ツアー客は私たち二人

でガイドはトヨタレクサスに乗って迎えに来た。

アンコールワットの入口に着くと世界中からの観光客が入り乱れており、その人気ぶりがよく分

かる。入口にゲートはないが首にかけた写真入りチケットが見えるようにしておかないと、係員

が提示を求める。周囲はお堀になっており入口から本殿入口まで数百mの石畳を歩いていく

が、本殿をバックに写真を撮りたい所でもある。石畳は堀から1.5m位の高さがある。写真を撮る

のに夢中になり足を踏み外し堀に落ちる人もいるから要注意でもある。本殿に入ると縷々説明さ

れても頭の中には最後に聞いたことだけが残る記憶容量しかないから、前のこととの繋がりは消

えてしまう。それほど、沢山の歴史的なこと文化的なことの説明がある。アンコールワットに代表

れる遺跡群を数百年にわたり作り続けた権力下に驚く建設技術、労働力が存在していたこと

を目の当たりにするが、近年のポルポト達の愚行と比較すると、同じ民族でありながら(権力は部

族、xx人と入れ替わりした時期はある)昔は繁栄を現代は発展の障壁になった違いは顕著だ。


『どこへ行く日本維新の会』

2014年02月02日 18時13分47秒 | 日記

政治談議に興味を失ってしまった爺さん。それでも新聞記事を賑わすニュースを見つけ

ては『何ごとかいな』と、目を落とす。タイ、ウクライナの政情不安、中国との諍い、消費増

税に関する事、国会の始まり、ソチ五輪などなど多彩なネタで溢れている。

その中に賞味期限切れ間近の橋下大阪市長の言動が取り上げられていた。この人は何が

したいのか分からなくなってきたから、私は遠にサジを投げてしまい興味範疇外の人。

NHKの馬鹿会長が従軍慰安婦問題で失態を晒したら、待ってましたとばかりにエールを送

っていた。自分の立場がどのようなとこなのかすら理解できない、阿呆を公共放送の会長に

据える人事にも呆れることすらできない。どっちもどっち同志で仲良くやってくれ。

橋下市長は大阪都構想が中々進展しないのに業を煮やして、民に構想の是非を問いたいと

言う。私は大阪市民ではないからどうでもいいが、大阪市民はこれを選挙の理由して市長選

挙をすることに意義を感じるのだろうか。

都構想は総論賛成、各論反対の状態で日本維新の会とそれ以外の政党で対立していて進ま

ないでいる。どう考えても高い選挙費用(6億円)をかけてやらなければならないほど緊急性のあ

る事とは私には思えない。そういえば文楽だの芸能関係の補助金をカットする云々で費用削減

を叫んでいたのに、この選挙の方がよほど無駄使いにみえる。

そして対抗軸となる相手が不在の様子。つまり既成の政党からは市長選に打って出ようとしない

のである。もし、そうなれば一人相撲に過ぎなくなる。

目出度く当選したとする。議会構成は変わらないから今と同じ勢力図、論議する内容も同じ事を

する。結果は選挙前と同じなら何が変わるの?民意は都構想に賛成したのに議会は反対するか

らけしからんと、騒ぐのが目的なのだろうか。議会も民意である。東ではもう一人の代表者が意の

ままにならぬなら身を引くと快気炎、西は芳しくない行状で、この党はいつまで存続するのか危

うい状態にある。色々と物議を醸し出す橋下市長、私が喜ばしいと思うのは、私の住む市の長で

はない事だ。おおきに否だんだん。


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