ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート

「神話探偵団~スサノオ・大国主を捜そう!」を、「ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート」に変更します。雛元昌弘

「縄文ノート52 縄文芸術・模様・シンボル・絵文字について」の紹介

2021-02-05 19:50:59 | 日本文明
 はてなブログに「縄文ノート52 縄文芸術・模様・シンボル・絵文字について(Ⅵ縄文文化・文明27)」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 私がかじった建築学科というのは面白い分野で、建築計画となると施設や住宅などの利用方法・人々の生活分析や、伝統的建築や歴史的町並みとなると建築史が必要です。建築デザインとなるとアートのセンスが必要であり、構造計画になると地震学や構造力学などが、設備計画や外構計画(庭園計画や自然・都市景観との調和、環境影響、動線計画など)になると空気力学や植物学・環境工学などが関わります。地域計画や都市計画となると産業活動や都市生活・観光行動などの調査・分析・予測が不可欠ですから社会科学に守備範囲は広がってきます。
 工学系か文科系かという二分法には収まらず、アート系・自然系・環境系・社会科学系などという分類もないと落ち着きません。
 このような背景から、古代史に関心を持つ建築関係者は多いのですが、私を含めて欠点は「浅く広く、生半可」であることと、アート系でもあることから「独創性」にこだわる異説・珍説・異端説が大好きな「おもしろがり」というところでしょうか。
 私のそもそもの縄文への関心は岡本太郎氏の縄文土器論から関心を持ったのが始まりで、猪風来氏(現在、岡山県新見市に猪風来美術館があります)の生命力あふれる縄文野焼きに感動を覚え、彼を招いて狭山市で子どもたちを集めて縄文野焼きイベントをやったこともあります。
 そこで前から縄文土器などの独特のデザインで縄文人が何を表しているか解明したいと考え続けており、火焔型土器が「龍紋土器」であり、天と地・海・川を繋ぐ霊(ひ)信仰を表していることは突き止めたと考えますが、縄文デザインの多様な模様全体の意味の解明はできていません。
 このメモはその途中経過をまとめたものであり、さらに皆さんの解明に向けた足がかりにしていただければ幸いです。
 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」においては、彼らが後漢皇帝に送った遣使がどのような上表文を持参したのか、どのような暦を製作して「神無月(出雲では神在月)」に集まっていたのかなど、倭流漢字用法の解明を考えていきたいと考えます。雛元昌弘

Ⅵ 文化・文明論
 6 縄文からの「日本列島文明論」 200729・0903
 10 「日本中央縄文文明」の世界遺産登録をめざして150923→200307・0912 
 13 縄文6本・8本巨木柱建築から上古出雲大社へ 200207・0819・22
 20 縄文社会・文化・文明論の経過と課題 200926
 27 縄文芸術・模様・シンボル・絵文字について 201104

  

□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団   http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/