はてなブログに「縄文ノート168 『縄文の今日的意義』『何と対峙しうるのか』『縄文の世界性』」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
国際縄文学協会の成立前から関わってきたライターのA氏から「縄文の今日的意義」「何と対峙しうるのか」「縄文の世界性」について質問を受け、10日、レジュメをバタバタと作成して喫茶店で話しました。
地球環境、食料不安、新興感染症、戦争・地域紛争、原爆・原発、格差拡大、拝金主義、共同性喪失などの現代文明の危機に対し、世界に普遍的に存在し、日本では縄文時代からスサノオ・大国主建国、天皇制の平安期、封建時代の鎌倉期(高群逸枝説)まで存在した妻問夫招婚の母系制社会の歴史こそが、今こそ見直される必要があると思っています。
「縄文ノート164 女と男の『民主主義・平和・宗教』」で書いた民主主義・戦争・宗教だけでなく、さらには経済・社会・政治を含めて母系制社会から父系制社会への人類史の移行を見直し、女の原理から次の文明を展望する必要があると考えます。
本ブログの「スサノオ・大国主建国論」としても、スサノオ・大国主一族の妻問夫招婚と新羅との米鉄交易による鉄先鋤をテコとした水利水田開発による建国史を日本史・世界史の中にきっちりと位置づけ、その建国史をもとに世界遺産登録を進めるべきと考えます。 雛元昌弘
□参考□
<本>
・『スサノオ・大国主の日国(ひなのくに)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
2012夏「古事記」が指し示すスサノオ・大国主建国王朝(『季刊 日本主義』18号)
2014夏「古事記・播磨国風土記が明かす『弥生史観』の虚構」(前同26号)
2015秋「北東北縄文遺跡群にみる地母神信仰と霊信仰」(前同31号)
2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(前同40号)
2017冬「スサノオ・大国主建国論1 記紀に書かれた建国者」(『季刊山陰』38号)
2018夏「スサノオ・大国主建国論2 「八百万の神々」の時代」(『季刊山陰』39号)
2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
2018夏「スサノオ・大国主建国論3 航海王・スサノオ」(『季刊山陰』40号)
2018秋「『龍宮』神話が示す大和政権のルーツ」(『季刊 日本主義』43号)
2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(前同44号)
2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(前同45号)
<ブログ>
ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
帆人の古代史メモ http://blog.livedoor.jp/hohito/
ヒナフキンの邪馬台国ノート http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/
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