ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート

「神話探偵団~スサノオ・大国主を捜そう!」を、「ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート」に変更します。雛元昌弘

「縄文ノート123 亀甲紋・龍鱗紋・トカゲ鱗紋とヤマタノオロチ王』」の紹介

2022-02-14 18:11:41 | スサノオ・大国主建国論
 はてなブログに「縄文ノート123 亀甲紋・龍鱗紋・トカゲ鱗紋とヤマタノオロチ王」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 スサノオ・大国主建国論から縄文社会研究に入った私は、出雲大社で神使の海蛇を「龍神様」として祭り、神紋の六角紋(通説では亀甲紋)が海蛇神・龍神信仰の龍鱗紋(りゅうりんもん)であり、その起源が縄文時代に遡るとし、井戸尻考古館の「巳を戴く神子」をその根拠とするとともに、トカゲがジャンプするときに尻尾を上げる形状から縄文土器の縁飾りのこれまで「鶏頭」とされてきた突起や諏訪大社の「薙鎌(なぎかま)」はトカゲ龍であるとしました。
 そして、八俣遠呂智(ヤマタノオロチ:古事記)を日本書紀が「八岐大蛇」と書き換え、出雲神楽でヤマタノオロチ王を「トカゲ蛇」としていることから、ヤマタノオロチ王もまた東南アジアルーツの「トカゲ龍」を龍神として信仰する海人族系縄文人であると考えました。
 その時に指摘しなかったのですが、出雲大社の「亀甲紋」「龍鱗紋(りゅうりんもん)」は「トカゲ鱗紋」であることを補足説明し、製鉄とともに「トカゲ龍」信仰がヤマタノオロチ王からスサノオ・大国主一族に伝わった可能性を検討し、縄文社会の内発的自立的発展の延長上にヤマタノオロチ王をへてスサノオ・大国主建国が成立したことを明らかにしました。
 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」としても、出雲大社の亀甲紋の由来と「トカゲ龍」とされたヤマタノオロチ王の関係は重要なテーマであり、参考にしていただければと思います。雛元昌弘


□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団   http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/

















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