はてなブログに「縄文ノート170 スサノオ・大国主建国論からの妻問夫招婚の母系制社会論」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
縄文時代は妻問夫招婚の母系制社会であり、スサノオ・大国主の建国から天皇家、さらには高群逸枝氏が分析したように武士社会の鎌倉時代まで続いた、と私は考えています。
そして、この連載で明らかにしてきたように、西アフリカのニジェール川・コンゴ川の熱帯雨林において母子コミュニティの半身浴による糖質・DHA食と助け合いとおしゃべりによるサルからヒトへの進化をルーツとし、メソポタミア・エジプト・インダス・中国文明や地中海・大西洋・北海沿岸文明や日本文明などの母系制社会文明を生みだしたのであり、そのなかで侵略を受けていないわが国はその歴史記録を唯一、系統的にたどることが可能なのです。
日本中央部縄文遺跡群世界遺産登録に向け、その世界史的に重要なテーマとして、妻問夫招婚の母系制社会論を整理しました。
本ブログの「スサノオ・大国主建国論」としても、海人族のスサノオ・大国主一族は弥生人(中国人・朝鮮人)なのか、それとも縄文人なのか、検討する参考にしていただければと考えます。 雛元昌弘
□参考□
<本>
・『スサノオ・大国主の日国(ひなのくに)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
2012夏「古事記」が指し示すスサノオ・大国主建国王朝(『季刊 日本主義』18号)
2014夏「古事記・播磨国風土記が明かす『弥生史観』の虚構」(前同26号)
2015秋「北東北縄文遺跡群にみる地母神信仰と霊信仰」(前同31号)
2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(前同40号)
2017冬「スサノオ・大国主建国論1 記紀に書かれた建国者」(『季刊山陰』38号)
2018夏「スサノオ・大国主建国論2 「八百万の神々」の時代」(『季刊山陰』39号)
2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
2018夏「スサノオ・大国主建国論3 航海王・スサノオ」(『季刊山陰』40号)
2018秋「『龍宮』神話が示す大和政権のルーツ」(『季刊 日本主義』43号)
2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(前同44号)
2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(前同45号)
<ブログ>
ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
帆人の古代史メモ http://blog.livedoor.jp/hohito/
ヒナフキンの邪馬台国ノート http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/
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