ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート

「神話探偵団~スサノオ・大国主を捜そう!」を、「ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート」に変更します。雛元昌弘

「アマテル論5 アマテル4は筑紫日向の鳥耳」の紹介

2020-03-01 11:23:14 | アマテラス
 Livedoorブログに「アマテル論5 アマテル4は筑紫日向の鳥耳」をアップしました。http://blog.livedoor.jp/hohito/
これまで皇国史観は、記紀神話の天照(あまてる)大御神を本居宣長の「世界を照らす太陽神アマテラス」として天皇を神とするオカルト神道と侵略戦争に利用し、戦後の反皇国史観はアマテルを「創作された空想上の神」にしてしまい、いずれも歴史上の人物として探究することを止めてしまいました。
 近年、アマテル=卑弥呼=モモソヒメとする説が邪馬台国畿内説から登場していますが、神話からアマテルだけをつまみ食いして天皇家を建国者とする空想の「新皇国史観」であり、この新たな歴史偽装を見過ごすことはできません。
私はアマテル神話は、紀元1~3世紀の4人の歴史上の襲名アマテル1~4を合体したものであるとして分析を進めてきましたが、今回は大国主に国譲りをさせたアマテル4は大国主が筑紫で妻問した鳥耳であることを明らかにしています。
 太安万侶は天皇家を建国者として古事記を書きましたが、密かにスサノオ・大国主一族の建国史を書き込み、真実解明の手掛かり(暗号)を「荒唐無稽な作り話」「明らかに矛盾した記述」などの手法を駆使して残しています。「こんなに手掛かりを残してやっているのに、まだスサノオ・大国主建国の真実の歴史に気づかないのか!」と太安万侶は歴史家たちを笑い、嘆いていることと思います。 雛元昌弘

 
大国主の国譲りに関わった御子たち
―天若日子・天穂日・事代主・建御名方と阿遲鉏高日子根・下光比売―



神話時代のスサノオ・大国主の3つの王朝



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