ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート

「神話探偵団~スサノオ・大国主を捜そう!」を、「ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート」に変更します。雛元昌弘

「縄文ノート53 赤目砂鉄と高師小僧とスサ」の紹介

2021-02-08 16:40:30 | 縄文
 はてなブログに「縄文ノート53 赤目砂鉄と高師小僧とスサ(Ⅵ縄文文化・文明28)」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 前回で縄文社会研究会・東京の八ヶ岳合宿関係の資料の紹介は終えようと思っていたのですが、「縄文時代の終章」をとして、諏訪地方における「鉄器時代」の始まりについて書いたレジュメを追加したいと思います。
 もしも縄文文明論・日本列島文明論を「中国文明」の一部としてではなく、世界文明史の中に位置付けて発信し、「日本中央縄文文明」の世界遺産登録を目指すなら、「旧石器-縄文-弥生-古墳」などという土石文明史観の時代区分はあまりにもお粗末であり、「石器-土器(新石器)-鉄器」時代区分とすべきと主張してきました。
 私は日本の石器・土器研究などは素晴らしいと考えますが、この重要な文明史時代区分の決定を石器・土器考古学者だけで決めていいとは考えません。「文化を含めた文明」となると、言語学・宗教学・民族学・民俗学・生態学・農学・建築土木学・遺伝子学などの関係者全体で「日本列島文明時代区分検討プロジェクト」を立ち上げて決めるべきでしょう。
 縄文社会研究会・東京では、石飛仁氏はスサノオ・大国主を「縄文最後の王」説を提唱し、私は「鉄器水利水田稲作時代を切り開いた建国王」説を提案してきましたが、諏訪の地はそのフィールドワークを行ううえで恰好の地と考えます。そのような視点で、機会がありましたら、是非とも訪ねてみていただきたいと思います。

 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」においては、出雲からでは百余国の全体は見えてこないのであり、是非とも、筑紫や播磨、吉備、大和、諏訪など「百余国」からスサノオ・大国主一族の建国の跡を探究してみていただきたいと考えます。今回、縄文がテーマでしたが諏訪からスサノオ・大国主一族の建国が浮かび上がってきました。雛元昌弘

Ⅵ 文化・文明論
 6 縄文からの「日本列島文明論」 200729・0903
 10 「日本中央縄文文明」の世界遺産登録をめざして150923→200307・0912 
 13 縄文6本・8本巨木柱建築から上古出雲大社へ 200207・0819・22
 20 縄文社会・文化・文明論の経過と課題 200926
 27 縄文芸術・模様・シンボル・絵文字について 201104
 28 赤目砂鉄と高師小僧とスサ(富士見町歴史民俗資料館より) 201106

  


□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団   http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/



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