はてなブログに「縄文ノート40 信州の神那霊山(神名火山)と霊(ひ)信仰 (Ⅲ縄文宗教論26)」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
「縄文ノート34 霊(ひ)継ぎ宗教(金精・山神・地母神・神使文化)について」「縄文ノート35 蓼科山を神那霊山(神奈火山)とする天神信仰について」の続きで、信州に縄文時代から続く霊(ひ)信仰・天神信仰の神那霊山(神名火山)・山神・女神山信仰の伝統が色濃く残っていることを明らかにしました。
2009年に『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』を出したころ、全国の「飯の山=むすび山=ひな山」を調査されたイワクラ(磐座)学会の岩田朱美さんにお会いする機会があり、半村良氏の『産霊山(むすびのやま)秘録』を勧められました。
この半村氏の小説は、どうやら柳田國男の実弟の言語学者の松岡静雄の「ヒ族」説にヒントをえたようで、明智光秀や猿飛佐助、坂本龍馬らが「ヒ一族」で歴史を動かすという『伝奇ロマン』はたいへん面白いのですが、当時、超忙しかった私は読めていませんでした。
今回、気になって取り出しみたところ、「ひ一族」がテレポートする産霊山(むすひやま)として、比叡山(日枝山)、二荒山(日光)、四阿山(あずまやさん)などが登場し、地底の国に迷いこみ、蛇(龍)となり諏訪の神になったという「甲賀三郎伝説」なども出てきます。
なおイワクラ(磐座)学会会長の渡辺豊和氏(元京都造形芸術大学教授)はポストモダンの龍神村民体育館で日本建築学会賞作品賞を受賞していて「龍」と縁があり、私が大学院生の頃、大阪の都市問題経営研究所でアルバイトをしていた時、ねじり鉢巻きで製図板に向かって設計されていたのが印象的でした。
縄文社会研究会を主催された上田篤元阪大教授や尾島俊雄元早大教授をはじめ、古代史に関心を持っている建築・建設関係者が多いのは面白い現象です。考古学・歴史学の専門家の皆さんにはご迷惑な「雑音」かもしれませんが・・・
「縄文時代と1~2世紀のスサノオ・大国主建国を繋ぐ鍵は諏訪・信濃・出雲にある」という思いを強くしているところです。雛元昌弘
<「Ⅲ 縄文宗教論」の構成>
2 大阪万博の「太陽の塔」「お祭り広場」と縄文
7 縄文の「女神信仰」考
8 「神籬・神殿・神塔・楼観」考
9 霊(ひ)継ぎ宗教(金精・山神・地母神・神使文化)について
12 蓼科山を神那霊山(神奈火山)とする天神信仰について
15 火焔型土器から「龍紋土器」 へ
17 「神」についての考察
25 「霊(ひ)」とタミル語「pee(ぴー)」とタイ「ピー信仰」
24 「トカゲ蛇神楽」が示す龍神信仰とヤマタノオロチ王の正体
26 信州の神那霊山(神名火山)と「霊(ひ)」信仰
□参考□
<本>
・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号
2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
<ブログ>
ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
帆人の古代史メモ http://blog.livedoor.jp/hohito/
邪馬台国探偵団 http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
「縄文ノート34 霊(ひ)継ぎ宗教(金精・山神・地母神・神使文化)について」「縄文ノート35 蓼科山を神那霊山(神奈火山)とする天神信仰について」の続きで、信州に縄文時代から続く霊(ひ)信仰・天神信仰の神那霊山(神名火山)・山神・女神山信仰の伝統が色濃く残っていることを明らかにしました。
2009年に『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』を出したころ、全国の「飯の山=むすび山=ひな山」を調査されたイワクラ(磐座)学会の岩田朱美さんにお会いする機会があり、半村良氏の『産霊山(むすびのやま)秘録』を勧められました。
この半村氏の小説は、どうやら柳田國男の実弟の言語学者の松岡静雄の「ヒ族」説にヒントをえたようで、明智光秀や猿飛佐助、坂本龍馬らが「ヒ一族」で歴史を動かすという『伝奇ロマン』はたいへん面白いのですが、当時、超忙しかった私は読めていませんでした。
今回、気になって取り出しみたところ、「ひ一族」がテレポートする産霊山(むすひやま)として、比叡山(日枝山)、二荒山(日光)、四阿山(あずまやさん)などが登場し、地底の国に迷いこみ、蛇(龍)となり諏訪の神になったという「甲賀三郎伝説」なども出てきます。
なおイワクラ(磐座)学会会長の渡辺豊和氏(元京都造形芸術大学教授)はポストモダンの龍神村民体育館で日本建築学会賞作品賞を受賞していて「龍」と縁があり、私が大学院生の頃、大阪の都市問題経営研究所でアルバイトをしていた時、ねじり鉢巻きで製図板に向かって設計されていたのが印象的でした。
縄文社会研究会を主催された上田篤元阪大教授や尾島俊雄元早大教授をはじめ、古代史に関心を持っている建築・建設関係者が多いのは面白い現象です。考古学・歴史学の専門家の皆さんにはご迷惑な「雑音」かもしれませんが・・・
「縄文時代と1~2世紀のスサノオ・大国主建国を繋ぐ鍵は諏訪・信濃・出雲にある」という思いを強くしているところです。雛元昌弘
<「Ⅲ 縄文宗教論」の構成>
2 大阪万博の「太陽の塔」「お祭り広場」と縄文
7 縄文の「女神信仰」考
8 「神籬・神殿・神塔・楼観」考
9 霊(ひ)継ぎ宗教(金精・山神・地母神・神使文化)について
12 蓼科山を神那霊山(神奈火山)とする天神信仰について
15 火焔型土器から「龍紋土器」 へ
17 「神」についての考察
25 「霊(ひ)」とタミル語「pee(ぴー)」とタイ「ピー信仰」
24 「トカゲ蛇神楽」が示す龍神信仰とヤマタノオロチ王の正体
26 信州の神那霊山(神名火山)と「霊(ひ)」信仰
□参考□
<本>
・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号
2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
<ブログ>
ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
帆人の古代史メモ http://blog.livedoor.jp/hohito/
邪馬台国探偵団 http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
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