KONASUKEの部屋

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シラクモアツバ?20210418

2022年02月27日 | チョウ目
シラクモアツバ?
このテの蛾は類似種が多い上、個体変異が大きく、同定には自信ありません。

「みんなで作る日本産蛾類図鑑V2」には、【掲示板から一言】として「ヤマガタアツバと間違えないように。」とあります。
そこでヤマガタアツバの頁を見ると、「シラクモアツバと間違えないように。」と書いてある!?
どないせいっちゅうねん(笑)

小学生の頃、「助平」を辞書で引いたら「破廉恥なこと」って書いてあって、「破廉恥」を引いたら「助平なこと」って書いてあった時以来の衝撃!(笑)
袋小路になってしまったので、閑話休題。

まぁ、そんだけ似てる、ってぇことなんでしょうな。

①前翅外縁部:第1化では♂♀とも白色を帯びる
※第2化では♂は白色部を欠き、♀も発達が弱い
②焦げ茶紋:白色で縁取られる
③外横線
中央付近で突出する
後縁手前でわずかに突出する
内方に向かう
後縁と垂直に交わる
④腹部背面:毛束が並ぶ

別名:
エゾシラクモアツバ
分類:
チョウ目ヤガ科アツバ亜科
翅を広げた長さ:
23~25mm
分布:
北海道、本州、四国
平地~山地
成虫の見られる時期:
5~6月、7~9月(本州年2化、北海道6~7月)
蛹で冬越し
エサ:
成虫・・・クヌギ、コナラ、ヤナギ類など広葉樹の樹液、花の蜜
幼虫・・・ミヤマザクラ
その他:
白とこげ茶色のクッキリとした模様。
同属のヤマガタアツバに似る。
極めて変異に富み、外横線の形状も種内で安定しない。
第1化は外縁部は♂♀とも白色を帯びるが、♀で顕著。
♀は外横線の外側を顕著な褐色条で縁取られることが多い。
外横線は中央で突出した後、後縁手前でわずかに突出し、内方に向かい、後縁と垂直に交わる。
(ハングロアツバではこれほど内方に向かわない。)
焦げ茶紋は白線で縁取られる。
第2化は外縁部は著しく暗色で、♂では白色部を欠き、♀でも発達は弱い。
腹部背面に毛束が並ぶ。
広葉樹を中心とする樹林と林縁で見られる。
夜行性で、灯火に飛来することも多い。
夕刻直後から活発に飛翔する。
普通種で個体数も多い。
幼生期は不詳。
参考:
Digital Moths of Japan
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
かたつむりの自然観撮記
虫ナビ
北茨城周辺の生き物
東京昆虫館
あおもり昆虫記
四国産蛾類図鑑

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