KONASUKEの部屋

最近はすっかり昆虫ブログと化してます(笑)
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メノコツチハンミョウ♂20201012

2021年02月15日 | コウチュウ目
メノコツチハンミョウ。
9~10月に見られますが、成虫越冬はしません。
従って、ヒメツチハンミョウなどと違って、春には見られません。

触角の途中が膨らんでいるので、♂ですね。
♀は途中で太さが変わることはありません。

大きさは、KONASUKEの人さし指の爪くらいなので、体長約10mmというところでしょうか。

分類:コウチュウ目ツチハンミョウ科ツチハンミョウ亜科
体長:8~21mm
分布:北海道、本州(中北部)
   垂直分布?
成虫の見られる時期:9~10月
          卵で冬越し
エサ:成虫・・・草?
   幼虫・・・ハナバチ類の巣に寄生し、卵や蜜・花粉を食べる
その他:暗い藍色の金属光沢がある。
    翅から腹の大部分がはみ出す。
    飛べない。
    ♂は触角の途中が太くなり、特徴的な形。
    ♀は途中で太くなることはない。
    ♂の方が体つきが細め。
    他のツチハンミョウ類と同様、カンタリジンという毒成分を持つ。
    死んだふりをする際に脚関節から分泌し、触ると皮膚炎を起こす。
    ヒメツチハンミョウなどと違って、晩秋にのみ見られ、成虫越冬はしない。
    交尾を済ませると、♀は地中に産卵して、成虫は死んでしまう。
    春に孵化した幼虫は、花の上によじ登り、ハナバチ類(単独生活)の♀を待ち伏せ、体毛にしがみつく。
    運よく♀のハナバチ類にとりついた幼虫は、巣に運ばれると、卵や蜜・花粉などを食べて成長する。
    ツチハンミョウの仲間は、
脚のある1齢幼虫→脚のない蛆虫型幼虫→擬幼(動かない)→蛆虫型幼虫→蛹→成虫
という過変態と呼ばれる独特の成長過程を経る。
参考:旭山記念公園
   休暇村支笏湖
   あおもり昆虫記
   鬼蜘蛛の網の片隅から
   円山原始林ブログ
   Wikipedia

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