15日13時10分に発生した南太平洋を震源とする地震による津波警報が
夜中に出ていました。
おばんです。小太郎でごじゃります。
★ 津波がやってきていました ★
前夜、早めに寝て、早朝から野付半島に来ていた私は全く知りませんでした。
友人のラインで津波のことを知りました。2011年3月11日の三陸沖地震のこと
が頭をよぎりました。
あの時、津波が野付半島にやってきていました。野付湾内に張っていた氷の下
に入り、押し上げました。その力で厚さ20㎝以上はあった氷はひびが入り、
破片は岸に2重、3重になって打ち上げられていました。
浅い海底の砂を掻き上げ、氷は砂まみれになっていました。津波のうねりは
氷の下を進み、氷がうねるように割れていった痕が、湾内の奥の方まで続いて
のが遠くからわかるほどでした。
今回はどうだろうと探してみると来ていたようです。この時季にはあり得ない
海面が開いていました。
氷の上に氷が乗り上げています。浅瀬では割れた氷が波で押しやられ盛り上
がっていました。御神渡り風になっています。
半島の先端部では海水が砂嘴を乗り越え、番屋のそばにあった油タンクを湿地
に押しやっています。相当の海水が押し寄せたようです。
高潮と津波が同調して、大量の海水を送り込んでしまったのです。
根室地域の沿岸は水位が60から90㎝上昇しました。
被害は少なかったのですが。