猫の道

ニャン太を届けて下さった方から手紙が届きました。
「丁度1週間経ちました」と云う書き出しで、綺麗な字で丁寧な文面でした。

トラバサミに捕まったノラなど5匹のノラを飼っていて、
他の外のノラにも餌を与えているそうです。

この手紙の中に、だいぶ昔の話のようですが、面白い逸話が書かれていました。

小学生の女の子が子猫を拾って来ましたが、
家で飼うのを反対の父親が駿河平に捨てに来たそうです。

何日か後、その子猫が玄関の前にチョッコット座っていたそうです。
家を探して帰って来た子猫を又捨てる事は出来ません。
名前を付けて、寿命が来るまで大事にされたそうです。

この子猫とニャン太は、
同じ道かは分かりませんが、逆の歩きをした事になります。

この方の手紙の終わりに、
駿河平と桃園には猫の道が有るのでしょうか、と結ばれていました。

去年の4月、最後の土曜日にニャン太と付き合いだしました。
この写真は、5月16日ですから、馴れてきた頃です。