カウンター長が、仕事をしている所を観る事がありませんでした。
各階のカウンターの仕事を管理するのですから、
全てのパフェやサンディーなどが、
綺麗・確実・手早く出来る人達だったのでしょう。
その中でも、カウンター長の長は、現場事務も含め王城全ての管理者でした。
確か僕が、1番最後に入った新人で、ボーイNo.99番、一番大きい番号でした。
当然、教えて貰うだけ、命令されるだけでした。
ボーイの胸に付けられたNo.が小さいほど、ベテランでした。
No.1の番号を付けたボーイは、
出たり入ったりしている人だと分かりました。
僕が入った時は居なくて、入店3日後にで戻って来ました。
『お前、出て行く時は、名札を置いて行けよ』と云われていました。
小柄で痩せて、小さく気が弱そうな人で、30才位だったと思います。
ボーイの経験は長そうで、トレーや冷タンの扱いは見事でした。
『お前、どこに行ってた?今度やったら1番若い番号に戻すぞ!』と、
ボーイ長やカウンター長にからかわれていました。
彼は、首都高速のキップ係をしていたと云いました。
『料金を払って、直ぐ切符を捨てる人がいるんだよ、その切符を拾って、
次の人に渡すと、その人が払ったお金を貰えるじゃん』と、
自慢げに話していましたが、多分、バレテ辞めさせられたんだと思います。
あの頃の首都高速料金は、¥150だったと思います。
『1日やると3000円位になったよ』と云っていました。
上りと下りに一人ずついますから、1つのゲートで¥6000/2人でしょうか?
全ての料金所でやっていたでしょうから、1日何十万円の損害だったでしょう、
入店して、1週間位すると仕事内容が、だいぶ分かってきました。
全員が嫌いで、したくない仕事があるのが、分かりました!
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