前の記事では、六名木の花を中心とする花を紹介した。今日は、六名木の花ではないが、自分達が美しいと思った花の画像をアップロードする。
ところで、水戸の梅まつりのパンフレットに、「水戸の梅花道(ばいかどう)」として、梅を深く観賞するためのお点前が紹介されている。そのお点前について、自分達の振る舞いを自己採点してみた。
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「その一、 門前で居ずまいを正し、心を静める。」 不合格。一刻も早く駐車場から園内へと急いだから。
「その二、 朝露の残る園内に足を踏み入れる。」 不合格。園内に入ったのは11時頃であった。
しかし、当日の朝は霧が漂っていため、11時を過ぎても、花にはしっとり感が残っていた。
「その三、 梅林の全体をゆっくり目で追う。そして、木立の小道を歩き,,,,,,,。」 合格。
11時から約5時間、園内で花見をしていた。
「その四、 枝先に目を落とし、一輪一輪を愛でる。百品種のじつに美しい表情を見極める。」
合否の判定は、画像(その1からその8)に委ねることにしよう。
画像 その1
画像 その2
画像 その3
画像 その4
画像 その5
画像 その6
画像 その7
画像 その8
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「水戸の梅花道(ばいかどう)」において、「その五 古木を探す。....優雅な曲線を描く幹、黒く輝く樹肌....で、時の流れ、生の鼓動に出会える。」
これには合格できたかもしれない。私達は、古木を探しながら時間をかけてゆっくりと園内を歩き回ったのだから。
ところで、私達は古木での捻れに興味を持ってしまった。樹皮が捻れている。この画像のものでは、根元から幹の先に向かって、樹皮の捻れが時計回りとなっている。木ねじの巻く方向が右捻れであるとされているので、樹皮の捻れ方は右捻れということになる。
ツツジ科のネジキにおいて、樹皮は右捻れである。偕楽園の梅の木では、左捻れのものがあるのだろうか。また、ここは北半球。南半球では、どのようなことになるのだろうか。捻れはどのようなことに原因があるのだろうか。
撮影日、2月下旬。
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お点前、その六とその七は省略。パンフレット発行/水戸の梅まつり実行委員会(事務局/(社)水戸観光協会)。