こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

あるときに、機内で眺めた夕暮れの彩り(回想)

2022-11-20 | 空路にて

一昔前のことであったが、韓国・金浦空港から羽田空港に向かった便では、自分がそのときまで見たことがない色彩の世界が機外に広がった。

高度10,000 m以上で眺めた彩りから。

 

「メモから」

疲れが出たのでだろうか。わたくしの旅において、今日の体調は最悪であった。韓国内では金浦空港までバスで2時間ほど移動し、空港では搭乗開始まで2時間ほど静かに待った。羽田空港から自宅までは3時間もかかる。ともかく、機内(約2時間)では、気分を紛らわすために、窓に寄りかかりながら機外の眺めを撮り続けた。

 

夕暮れが近づいてきた。

 


17時頃。飛行高度は約11,000 m でった。このときは、20分後の出会いを全く予想していなかった。

 

搭乗機は偏西風(ジェット気流)に乗って飛行を続けた。

 

搭乗機が島根県から本州を縦断し始めたとき、つぎのシーンに出会った。私は我が目を疑った。今回の座席は夕日が沈む方向の側ではなかったからだ。搭乗機が旋回した様子もなかった。また、座席のディスプレイに写し出されている飛行経路(GPSデータ)は機が方向を変えていないことを示していた。

 

17時20分頃、飛行高度は約12,000 m。

 

この彩りはビーナスベルトによるものであろうか。

日の出前や日没直後に太陽とは反対側にピンク色の帯が見られることがある。この帯はビーナスベルトと呼ばれている。この現象は朝焼けや夕焼けの光が反対側まで届くために生じるとされている(大日本図書HP)。

 

 

搭乗機(金浦空港にて)、エアバス A330-300。

この機では、空気抵抗を減らし揚力を増すために、主翼の端にウイングレットがついている。上の画像で台形のように見える部分はウイングレットである。

 

 

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撮影条件:コデジ Nikon Coolpix 7700, RAW, ISO感度800, シャッター速度1/60秒, ホワイトバランス 太陽光(昼光色)、シャッター速度優先。 

 

 


晩秋の彩り、桐生川上流・中流にて(その2、2022年)

2022-11-20 | 桐生川・紅葉{桐生川)

桐生川上流部は谷間を流れているので、日差しが届く時間帯やその長さは場所によってかなり変化する。たとえば、午前と午後において、各スポットでの紅葉と黄葉はそのときならではの色彩を帯びる。

 

先週末、午後後半での彩りが午前中のそれに劣らず鮮やかであった。梅田ふるさとセンターの上流にて。

 

 

 

 

 

 

 

多様な彩りを楽しみながら川沿いをゆっくりと、わたくしは歩いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダム湖では、午後後半まで日差しが届く(午後4時頃)。

 

 

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11月中旬(「その1」の数日後)、桐生市梅田町、ホワイトバランスは太陽光(昼光色)。

午後の日差しによる白飛びを抑えるために露出はアンダーに設定した。