2015.07.12 ↓『朝日新聞』『東京新聞』に載った意見広告
2015.07.12 ↓『朝日新聞』『東京新聞』に載った意見広告
http://osaka-city-nakusantoite.net/index02.html
― アピール ―
戦争法案を廃案に! おおさか1万人大集会への参加を呼びかけます
市民のみなさん
いま国会で審議されている「安全保障関連法案」は、日本の自衛隊が海外でアメリカ軍といっしょに戦”争ができる集団的自衛権の行使を認め、海外派兵された自衛隊員が際限なく戦闘行為に巻き込まれるという恐ろしい戦争法案です。わたしたちは、このような戦争法案の廃案を求めます。
日本は、今年、戦後70年を迎えます。過去の侵略戦争を反省し、二度と戦争はしないと世界に誓って、海外での武力行使を禁止し、戦争で一人も殺さず、殺されることのなかった輝かしい日本の平和主義は、世界の人々から高い評価を受けてきました。しかし、安倍政権のもとで、歴史認識と平和主義は、大きく歪められようとしています。わたしたちは、対外政策は、武力を背景とする「抑止力」ではなく、憲法9条を基本とする平和外交であると確信します。
集団的自衛権の行使を認めた昨年7月の閣議決定やいま国会で審議されている「安全保障関連法案」は、憲法9条を空洞化させる憲法違反そのものです。衆議院憲法審査会で自民党推薦の学者も含めて憲法学者3人全員が、明快に「集団的自衛権の行使は憲法違反である」と意見を述べています。解釈による改憲や立法による改憲は、近代国家の基本原則である「立憲主義」を否定する国家の自殺行為です。わたしたちは、すべての国会議員に対して、憲法を遵守し、「安全保障関連法案」を廃案にすることを求めます。
新聞各紙の世論調査の結果でも戦争法案反対が過半数を超えています。多くの国民は、戦争法案に反対し、安倍政権に対して不安や憤りを感じています。国の進路を決めるのは一部の政治家ではなく、主権者であるわたしたち市民です。日本の未来のために、若者を二度と戦場に送り出さないために、市民一人ひとりが戦争法案NO!の声をあげ、行動するときがきています。「戦争法案を廃案に!おおさか1万人大集会」へのご参加をこころより呼びかけます。
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「戦争法案は廃案に!おおさか1万人大集会」実行委員会 (アピールワード文書)
― 呼びかけ人 ―
石田法子(弁護士・前大阪弁護士会会長)
井上圭史(洋画家)
上野 勝(弁護士・元大阪弁護士会会長)
宇都宮健弘(医師)
宇野 徹(元日本聖公会首座主教・元大阪教区主教)
大島民旗(医師)
大谷昭宏(ジャーナリスト)
奥村伸二(医師)
小澤裕子(大阪YMCA会長)
影山 浩(医師)
金子武嗣(弁護士・元大阪弁護士会会長)
亀田美佐子(ヴィオリ二スト)
河田英子(NPO日本BPW連合会大阪クラブ会長)
神林宏和(カトリック大阪大司教区シナビス/司祭)
清 史彦(真宗大谷派瑞興寺住職)
児玉憲夫(弁護士・元大阪弁護士会会長)
小山乃里子(タレント)
斉藤和則(医師)
SADL/民主主義と生活を守る有志一同
笑福亭竹林(落語家)
新屋英子(女優)
鈴木弘純(浄土宗呑海寺住職)
竹澤團七(文楽三味線奏者)
竹中恵美子(大阪市立大学名誉教授)
武村二三夫(大阪弁護士会憲法委員会委員長)
田端志郎(医師)
内藤 林(大阪大学名誉教授)
中村 厚(医師)
中村新太郎(歯科医師)
中本和洋(弁護士・元大阪弁護士会会長)
西川治郎(社会的キリスト教運動SCM責任者)
西谷文和(ジャーナリスト)
根来亮裕(浄土真宗本願寺派西性寺住職)
長谷川義史(絵本作家)
平山榮子(天理教平和の会役員)
藤本統紀子(シャンソン歌手)
前田 尋(切り絵作家)
松代愛三(大阪大学名誉教授)
マリア・コラレス(宗教者・聖母被昇天修道会)
宮本憲一(大阪市立大学名誉教授)
向井明彦(医師)
森岡孝二(関西大学名誉教授)
森野俊彦(弁護士・元裁判官)
森屋裕子(NPOフィフティネット)
薮田貫(関西大学名誉教授)
萩野恒明(弁護士・元大阪弁護士会会長)
山田庸男(弁護士・元大阪弁護士会会長)
弓矢健児(日本キリスト改革派千里山教会牧師)
渡辺和恵(弁護士)
SEALDs@SEALDs_jpn
【7/15・7/16 戦争法案強行採決に反対する国会前緊急抗議行動】来週の水曜と木曜は、18:30から国会前北庭エリアで行います。(金曜は19:30からいつも通り行います。)戦争法案の強行採決にNOの声をあげましょう!
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015071202000108.html
安全保障関連法案に反対し、世代を超えて共感を集める大学生グループ「SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動、シールズ)」の前身の活動は、友人同士の十人ほどの呼び掛けから始まった。
中心メンバーの一人、明治学院大の奥田愛基(あき)さん(23)は「そのデモに一万五千もの人が来るようになった。憲法違反の法案、まじでおかしいってみんな怒っているんだと思う」と受け止める。
十日夜、国会正門前。「民主主義が終わってるなら、始めるしかない。強行採決とかしたら許さない」。車道にあふれるほどの若者らの中、デモを引っ張る奥田さんがマイクで叫んだ。
普段の奥田さんはヒップホップ音楽と映画鑑賞、デザインが好きな青年だ。ゼミでは政治学を学ぶ。二〇一三年に成立した特定秘密保護法への危機感をきっかけに、大学を超えた仲間と勉強会やデモを始めた。
安保法制に反対する金曜の抗議行動は六月からで、参加者は、回を重ねるごとに増えていった。審議がヤマ場を迎える十五日には、緊急デモの開催も決めた。
メンバーの多くは、十代後半から二十代前半の若者。大学はばらばらで、学業やアルバイトの合間を縫って活動し、全員参加の無料通信アプリLINE(ライン)で連絡を取り合う。
個人の意見を大切にし、代表を置いていない。「副司令官」と呼ばれる中心メンバーらが方針を考え、十以上の班と連携。金曜日の抗議行動を担う「デモ班」や、カメラを回して配信する「映像班」がある。フライヤー(英語でチラシの意味)などは、美大生も加わる「デザイン班」が作る。
「弁論部にいるけれど、語るだけじゃだめ。行動しなくちゃと思った」と話すのは慶応大三年の男性。法政大三年の女性も、「原発に意識を持ったのがきっかけで、安保法案もやばいんじゃないのって」と加わった。
SEALDsのデモの特徴の一つが、抑揚をつけた速いコール。「民主主義って、なんだ」「なんだ!」という特徴的な掛け合いは、ラッパーとしても活動する明治学院大の牛田悦正(よしまさ)さん(22)が、海外のデモを参考に考えた。
牛田さんは、自民党の改憲草案を読んだ三年前、「国民を縛る内容」と違和感を持った。叫び続けるのは「むかついているから」だ。「勝手に決めるな!」「国民なめんな」。短く刻んだ言葉に、集まった人たちの思いを乗せている。
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/161671/1
「戦闘地で撤退は通用せず」首相は百田氏との対談で語っていた
2015年7月12日
2人は対談で意気投合(C)日刊ゲンダイ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/161635/1
2015年7月11日