今日十月二十四日は七十二候のうち、第五十二候「霜始降 (しもはじめてふる)」です。例年は十月二十三日から二十七日位です。
意味としては、七十二候が霜降の初候に移りり、北国からだんだんと初霜が降り始める頃となります、という事。
晩秋のこの頃、朝晩の冷え込みが厳しくなり、早朝には草木や地面にうっすらと氷の結晶が付き、霜が降りたことに気づかされます。
霜が降りるようになると、地面近くは氷点下まで下がっています。 しんしんと冷えた朝、あたりが霜で真っ白になっているのを見ると
霜が降ってくるという言い方を眞に実感します。 霜は、夜から朝にかけて急激に気温が下がったとき、空気中の水蒸気が冷えて氷の結
晶になったもので、空から降りてくるわけではないのです。