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個人的なさまざまな日常。

七十二候 霜止出苗(しもやみなえいず)

2020年04月25日 07時48分46秒 | trad_jp


 四月二十五日は、七十二候 霜止出苗(しもやみてなえいずる) です。 春が進み、次第に朝晩の厳しい冷え込みは緩んできて

植物の生長が盛んになるころになりましたという意味です。 

 植物は気候の変化に気づいて芽を出し、葉を伸ばしますが、我が家の辺りは朝晩の寒さがまだ残っているようです。

油断すると遅霜もある季節ですから気をつましょう。

*画像は 隣接した畑に移植されて順調に生長している キャベツの苗です。

七十二候 葭始生(あしはじめてしょうず)

2020年04月20日 11時40分23秒 | trad_jp


 今日四月二十日は、七十二候の 「葭始生(あしはじめてしょうず)」です。

 二十四節気の穀雨の初候にあたります。 四月二十日~四月二十四日ごろになります。 暦上では、季節は晩春になります。

 葭始生は、それ自体としては「葭が芽を吹き始める」という意味です。 「あし」は 葭 葦 などと書きます。 また、「あし」が

「悪し」と書けるという事で、「よし」(良し)という事も多々あります。

*画像は葭かどうか不明ですが・・・。

二十四節気 穀雨 (こくう)

2020年04月19日 07時32分37秒 | trad_jp




 今日、四月十九日は二十四節気の 穀雨(こくう) です。 穀雨は「種まきや田植えの時期に降る雨」とされます。

 この時期の雨は「百殻春雨(ひゃくこくはるさめ)」とも呼ばれ、あらゆる穀物を潤し育てる恵の雨とされています。 
作物を上手に育てるためには、この穀雨の前に種まきを終える必要があります。そのため昔は穀雨を目安としての作業の準備が行われます。

 いずれ、農業を主に生きてきた民族にとって雨は生活を左右する大事な天の恵みであったのでしょう。 その為、自然の動きを大いなる
感性と経験をもって理解し、生活の糧としていたのでしょう。 ただ、昨日の暴風雨はこの 穀雨 とは異なるものです・・・。




七十二候 虹始見(にじはじめてあらわる)

2020年04月14日 09時54分21秒 | trad_jp


 今日、四月十四日は 七十二候 虹始見(にじはじめてあらわる) の初日です。

 この時期になると、春が深くなるとともに、だんだんと空気が潤おい、雨上がりに明瞭になった虹を見ることが

できるようになります という意味です。 春先の虹はどちらかというと淡い感じがして余りよく見えないことがありますが、

今頃からは、はっきりした虹を見ることができてきます。 

*写真の虹は数年前の初夏の虹です。

*表示できなかった記事が見えるようになりました。 実は、日付が古い事と認識されていただけでした。


鴻雁北 (がんきたへかえる/こうがんかえる)

2020年04月09日 07時13分56秒 | trad_jp

今日、四月九日は七十二候 第十四候 「鴻雁北 (がんきたへかえる/こうがんかえる)」
です。

意味としては、七十二候が清明の次候に変わり、冬鳥の雁が北へ帰って行く頃となりますという事です。

ツバメの飛来と入れ替わるように、冬鳥の雁が北方へと帰っていく頃になります。 

鴻雁とは渡り鳥の「がん」のことですが、「鴻」は「ひしくい」と読み大型のがんを、「雁」は小型のがんを言います。

*画像は数年前の月の絵です。

*相変わらずいくつかの記事が表示されません。 原因不明です。 きちんと考えねば!!



七十二候 玄鳥至 (つばめきたる)

2020年04月05日 00時00分00秒 | trad_jp


 四月五日に散歩をしていましたら、通りの上を二羽の燕が飛び交っていました。 今年の初燕です。 着実に春です。

同日は、七十二候の 「玄鳥至 (つばめきたる)」でした。 初夏であり、夏鳥の燕が飛んでくる時節になりますという

意味です。 燕は暦の上では 夏鳥 なのですね。

子供のころ育った地域では、燕は腰の部分が赤色の、コシアカツバメが普通でした。 今いる地方ではコシアカツバメは

見られず、一般に言う燕のみが見られます。

*写真は前年に偶然に撮れた燕です。 ほとんど影です。

*アップした記事がいくつか見えません。原因不明です。申し訳ありません

二十四節気 清明

2020年04月04日 00時00分00秒 | trad_jp


 四月四日は、二十四節気の『清明(せいめい)』です。 

清明は清浄明潔(じょうじょうめいけつ)の略語で気候が温暖となり、青空が広がり、草木は芽吹き、空気は清々しいと呼ぶのにふさわしい頃

になることを言います。

 確かに宇雨季の味が変わってくるような気がします。

*写真は、何年か前の夜明け時に、畑の上に漂った靄を撮ったものです。

***相変わらずアップした記事の数点が見えなくなっています。 原因が分からず困っています。

卯月 (うづき)

2020年04月01日 00時00分00秒 | trad_jp

今日から四月です。 四月は 旧暦では卯月「うづき・うつき」といいます。  卯月の意味は「卯の花が咲く月」が省略され「卯月」になったという説が有力のようです。  ほかにも、稲を植える月という意味の 「植月(うゑつき)」、 農耕に置いて、種をまき、苗を植える季節になるので「種月(うづき)」「苗植月(なへうゑづき)」が転じた説などがります。 なお、四月は陰暦(旧暦)では、陽暦(新暦)一致せず、1か月ほどずれます。 陰暦の4月である卯月は、新暦で4月下旬から6月上旬頃になります。


七十二候 雷乃発声 (かみなりすなわちこえをはっす)

2020年03月30日 16時22分13秒 | trad_jp


 今日三月三十日は、七十二候の内 雷乃発声 (かみなりすなわちこえをはっす/かみなりこえをいだす) です。

どこか遠くから雷の音が聞こえて、稲光が初めて光るのを見られる時候になります、という意味です。

 雷といえば夏に夕立と共に見聞きすることが多いですが、「春雷」は夏の雷と違って激しくはなく、

一つ二つ鳴ったかと思うと、それきり止んでしまうという事です。 雷は雨を伴いますので、農作業をする人々には

喜ばれるもののように思いますが、春雷は”雹” をもたらすため、あまり歓迎されないとのことです。

今回の候は、秋分の初候「雷乃収声 (かみなりすなわちこえをおさむ)」と対になる候です。

*写真は数年前の夕立の雷です。 春雷の写真は撮れていません。 

*昨日の季節外れの積雪には驚きました。

*志村けんさんが亡くなりました。 驚きました。 新型コロナウイルスこそ憎し。


*三月二十一日および二十五日にアップした記事が見えません。 どうしたのでしょうか。

七十二候 第十一侯 「桜始開(さくらはじめてひらく)」

2020年03月25日 00時00分00秒 | trad_jp


 今日、三月二十五日は、七十二候第十一侯「桜始開(さくらはじめてひらく)」です。

 文字通り、桜の開花が始まる時節になります。 とは言うものの、今朝の我が家の周囲の気温は6時位に -2度cでした。 所謂、花冷え

続くのも時節です。

*画像は近所の染井吉野です。 一番よく咲いている桜を選んでます。 場所により開花状況に差があります。

七十二候 雀始巣 (すずめはじめてすくう)

2020年03月21日 00時00分00秒 | trad_jp




 今日三月二十一日からは 七十二候 雀始巣(すずめはじめてすくう) です。

意味としては、 雀が巣を作り始める時節になります という意味です。
 立春が過ぎ、昼の時間が少しずつ伸び、

多くの小鳥たちが繁殖期を迎える頃です。 小鳥に限らず、多くの生物が生命繁栄のため、色々な活動を始める

時期であり、生命の躍動感を生き生きと感じる季節です・・・と大きく考えたいなと思います。

*画像は、庭の餌台に来た雀たちです。

二十四節気 春分(しゅんぶん),彼岸の中日

2020年03月20日 12時00分27秒 | trad_jp



 今日、三月二十日は 二十四節気の 春分(しゅんぶん)です。 今日は昼夜の長さがほぼ同じになる日で、

この日を境に陽が延びていきます。 また、三月十七日から始まっている お彼岸の中日 に当たります。

 彼岸の中日の前後3日間を春彼岸といい、お墓参りをする習慣があります。

「自然をたたえ、生物をいつくしむ」として国民の祝日になっています。

*画像は庭で満開の 木瓜(ぼけ) です。

七十二候 菜虫化蝶 (なむしちょうとなる)

2020年03月15日 11時33分30秒 | trad_jp

 今日、三月十五日から十九日頃は、七十二候の 「菜虫化蝶 (なむしちょうとなる)」です。 意味としては、 「啓蟄の最後で、暖かな気候が多くなり、菜虫が蝶になり、飛び交い始める時候になります」という事です。 ここでいう菜虫とは、キャベツや大根などに着いて葉を食べる青虫のことで、蝶全体の幼虫のことを言います。 菜の花も咲きました。 続いて蝶が舞い始めると、春本番が到来します。 *画像は数年前のモンシロチョウです。 我が家の周辺では、春、最初に飛び始める蝶は 「ヒオドシチョウ」 になります。

七十二候 菜虫化蝶 (なむしちょうとなる)

2020年03月15日 00時00分00秒 | trad_jp


 今日、三月十五日から十九日頃は 七十二候 「菜虫化蝶 (なむしちょうとなる)」です。

意味としては、 「菜虫が蝶になり、飛び交い始める時候となります」という意味です。

 ここでいう「菜虫」とは、キャベツや大根などの葉を食べる青虫のことで、一般的には蝶全体の幼虫を指します。

啓蟄の最後になり、次第に気候が良く(暖かく)なり、菜の花が咲き、蝶が舞い始め、いよいよ春本番の到来となります。

*画像は数年前の「モンシロチョウ」ですが、 我が家の周辺で春最初に見られる蝶は 「ヒオドシチョウ」です。

七十二候 桃始笑(ももはじめてさく)

2020年03月10日 13時36分16秒 | trad_jp


 今日、三月十日から十四日は、七十二候の「桃始笑(ももはじめてさく)」です。

「桃始笑」は5日間と短いですが、桃のつぼみがほころび、花が咲きはじめる季節になりますという時節の表現です。

昔は花が咲くことを「笑う」というのは 「咲く」という事の昔の表現です。

*山笑う

*画像は今朝の花桃です。 笑うのはもう少しだけ先です。