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個人的なさまざまな日常。

七十二候 霎時施  (こさめときどきふる)

2020年10月28日 07時13分13秒 | 日々様々

 今日十月二十八日は七十二候の内 第五十三候「霎時施 (こさめときどきふる)」です。 例年は 10/28~11/1頃になります。

 意味としては、次第に気温が下がって寒さが増していく時期、気が付くと、思いがけずに小雨が降っていることに気が付く時期に

なります という意味です。 ここで言う、こさめ は、秋雨のように続く雨ではなく、通り雨のように降り、すぐに止んでしまう

「時雨 (しぐれ)」です。

 不意に訪れ、また不意に去ってしまうものを時雨に例え、「木の葉時雨」「蝉時雨」「空の時雨 (涙の意)」などの言葉もあります。


七十二候 霜始降(しもはじめてふる)

2020年10月24日 17時55分28秒 | 不調通信

 今日十月二十四日は七十二候のうち、第五十二候「霜始降 (しもはじめてふる)」です。例年は十月二十三日から二十七日位です。

意味としては、七十二候が霜降の初候に移りり、北国からだんだんと初霜が降り始める頃となります、という事。

晩秋のこの頃、朝晩の冷え込みが厳しくなり、早朝には草木や地面にうっすらと氷の結晶が付き、霜が降りたことに気づかされます。

霜が降りるようになると、地面近くは氷点下まで下がっています。 しんしんと冷えた朝、あたりが霜で真っ白になっているのを見ると

霜が降ってくるという言い方を眞に実感します。 霜は、夜から朝にかけて急激に気温が下がったとき、空気中の水蒸気が冷えて氷の結

晶になったもので、空から降りてくるわけではないのです。

二十四節気 霜降 (そうこう)

2020年10月23日 10時40分04秒 | 日々様々

 今日十月二十三日は、二十四節気の内、霜降 (そうこう) です。 太陽黄径210度です。 寒露から数えて15日目ごろになります。 

 意味としては、秋が一段と深まり、朝霜が見られる頃になりますという事です。朝晩の冷え込みが厳しくなり、日が短くなり

初霜の知らせが聞かれるのも大体このころです。 この頃から冬支度を始めます。 もう少しすると立冬になります。

 今年の場合はどうにも寒暖の移動がおかしくて、部屋のストーブは2週間も前に稼働を始めてます。


七十二候  蟋蟀在戸 (きりぎりすとにあり)

2020年10月18日 07時56分43秒 | 日々様々


 今日十月十八日は七十二候の内、第五十一候「蟋蟀在戸  (きりぎりすとにあり)」です。 例年は十月十八日から二十二日頃です。

意味としては、七十二候が「寒露の末候」に変わり、戸口で秋の虫が鳴き始める頃となりますという事です。蟋蟀が戸口で鳴く頃になり、

人によってはその声に人恋しくなる気持ちを感じる頃こともある、少し寂しい頃です。

ここで言うキリギリスは、コオロギであるとの説もあるそうです。昔は「蟋蟀 (コオロギ)」のことをキリギリスと呼び、秋鳴く

虫の総称ともしていたそうです。 秋の深まりにつれた、野山にいた虫たちのか細い鳴き方と在り方の寂しさをも、表している

のかもしれません。

*** キリギリスの画像が無かったので庭先を歩いてみましたが、雨上がりの早朝では見つかりません。 諦めて家に入ろうと

    としたら、玄関の戸の上の方に、キリギリスが居ました。 眞に蟋蟀在戸 (きりぎりすとにあり) 灯台下暗し・・・。

七十二候 菊花開  (きくのはなひらく)

2020年10月13日 08時07分17秒 | 日々様々
 今日十月十三日は七十二候 「菊花開 (きくのはなひらく)」です。 例年は十月十三日から十七日です。

意味としては、季節は進み、そろそろ菊の花が咲き始める頃となりますという意味です。

実際には庭の菊の花はまだ蕾で、開花にはもう少し時間が必要なようです。 やはり、ひと月遅れで迎える旧暦9月9日の「重陽の節句」

辺りが一般には菊の花の盛りになるのでしょう。

** 画像は鉢植えで買った菊の花になります。 **

七十二候 鴻雁来(こう)がんきたる

2020年10月09日 08時49分07秒 | 日々様々


 今日十月九日は、七十二候のうち、第四十九候 鴻雁来(こう)がんきたる です。 例年は十月八日から十二日頃です。

意味としては、七十二候が寒露の初候に移り、(鴻)雁が北から渡ってくる頃となります という意味です。

 この候は、清明の次候 鴻雁北 (こうがんかえる) と対になった候です。 夏鳥が南へ帰るのと入れ違いに、春に北へ

帰って行った冬鳥が再び日本へ戻ってくる事項になります。 そう言えば、とっくに 燕 の姿は見えなくなり、

代わりに 百舌鳥 が姿を見せ始めています。

 鴻雁というのは 雁の一種だそうです。 ヒシクイとかオオトリと説明してあるものもあります。

** すみません。 雁の写真が無いので、鴨で代役にしてます。 **


二十四節気 寒露  (かんろ)

2020年10月09日 08時20分25秒 | 日々様々

 昨日十月八日は 二十四節気のうち、寒露 (かんろ) でした。 例年十月八日から二十二日頃です。

 二十四節気が秋分から寒露へと移り、草木に冷たい露が宿る頃となります。 朝晩は一気に寒くなり秋が深まります。

空気が冷えてくると空気の揺らぎが無くなり、日中の風景や夜空の月が冴え冴えとしてきます。 やはり月見は秋でしょう。

 残念ながら、ここ二、三日は秋雨が降り続いていて、月は見えませんが直にみられるでしょう。

** 画像は昨年の同時期の月です。 残念ながら満月ではありませんね。


七十二候 水始涸 (みずはじめてかるる)

2020年10月03日 08時41分16秒 | 日々様々


今日十月三日は 二十四節気の秋分の末候 七十二候「水始涸(みずはじめてかるる)」です。

通常は十月三日から七日辺りまでです。 ここで言う、水が涸れてしまうのは田んぼ(水田)のことです。

意味としては、秋になり田んぼから水を抜き、稲刈りの準備をする時期になります ということです。 昨今は

早く収穫できる稲の種も多いため、すでに稲刈りを終え、美味しいお米になるまであともう少しの天日干しという

地域も多くあると思います。