人は精神から老いていく。 ねえ、何歳から老人というんだろう。新しいシニアを目指して素敵に老いる力を

新しいシニアを目指して素敵に老いる。高齢社会というけれど、高齢者が何を考えているかわかりますか?老いる力と幸せを考える

高齢者は、今日を生きている。

2019-04-10 21:08:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ
今は統一地方選の真っ只中。ビラ入れ合戦、決起集会合戦。
 
だけど、不思議なことがある。候補者は高齢者がいっぱい。決起集会の参加者も高齢者がいっぱい。なのに、高齢者全体を考えたマニフェストがほとんどない。
 
老人福祉や特別養護老人ホームの建設の話はあっても、元気な高齢者に対する施策の話はほとんどない。
 
高齢者の学びの機会を策定したり、高齢者の技術確保を推進したり、そのための施設設備を完備したりする施策の話はほとんどない。
 
選挙の票としての高齢者は存在するが、高齢者議員による高齢者施設がない。実に不思議だ。
 
 
 
つまり、この日本という国は、高齢者が高齢者をダメにしてるんだわ。
 
たくさんの高齢者がそのことに気づいていないのね。
 
別の言い方をすれば、高齢者が、高齢者のプライドを捨ててしまっているんだよ。
 
高齢者を粗末にしたり、高齢者を軽んじたりする国は、いずれ滅びるんだ。
 
高齢者が高齢者であることのプライドが存在しない国は、人間が人間であることをやめた国と同義になってしまうんだ。
 
 
 
シワが増えたって、眼光鋭い高齢者は山ほどいるんだよ。
 
腰が曲がっていたって、脳は躍動してるんだよ。
 
この国は、日々精彩さを失っていく。
 
辛いね。
 
 
今日の前と後ろにはいつも昨日と明日がある
今日を語れば昨日と明日が勝手について来る
今日を生きれば昨日と明日が光ってくる
私は今日を生きている
今日という山を登っている
私はいつも「今をこそ生きよ!」の教えの中にいる
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