私の学習室の隣の建物は、ジム。
ジムは、高齢者でいっぱい。
高齢者の願いは、健康でいること。
できれば、自分が死ぬまで自分の足で歩いてトイレに行けること。
健康寿命をのばすこと。
この願いは、実は全人類の願い。
死ぬまでずっと健康でいたいというのは、宝物のような願い。
ジムに通う高齢者に訊いてみたい。
「何故、ジムに通ってるの?」ではなくて
「どういう自分になりたくて、このジムに来てるの?」
謳うこと
哀しいことを哀しいと言って謳ってみても
誰も振り向かない
哀しいけれどその哀しみに負けずにあと少し進むと謳えば
誰かが振り向いてくれるかもしれない
私もあなたのように哀しい
だから手を繋いで一緒に行こうと謳えば
手を繋いでくれる人がきっといる