人は精神から老いていく。 ねえ、何歳から老人というんだろう。新しいシニアを目指して素敵に老いる力を

新しいシニアを目指して素敵に老いる。高齢社会というけれど、高齢者が何を考えているかわかりますか?老いる力と幸せを考える

いい日 いい気づき

2019-04-25 21:14:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ
岩波から出ている山藤章二の本に
 
「はじめての八十歳」というのがある。
 
内容は、「八十歳を迎えたら、今までと違う世界が見えてきた」みたいなことが書いてあるんだけど
 
私が今アッピールしたいのは、そのタイトル
 
「はじめての八十歳」という表現。
 
ぐっと引き寄せられたのね。
 
「一度だけの八十歳」でもなく、
 
「八十歳になってわかったこと」でもなく
 
『「はじめての」八十歳』なんだよ。
 
八十歳を二度も三度も出来る筈なんかないのに、
 
「はじめての」なんだ。
 
こういう表現に出会うと嬉しくなってくる。
 
ああ、いいなあ、って思うんだ。
 
 
表現は、気づき。
 
表現は、生き方。
 
山藤章二は、八十ニ歳。
 
歳を取れば取るほど感性に奥行きが出てくる。
 
バキューン。
 
 
初めて逆上がりができた時のことを覚えているか
身体と宇宙がくるんと回った瞬間を覚えているか
嬉しくて何度も何度も回ってみた
すると今度は身体と宇宙と喜びが一緒にくるんと回った
いい日だった
得意満面の日だった
私の原点の1つだ
 
コメント
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