本日午後2時、常徳寺講堂を会場に「土曜てらこや塾」が開講した。
寺子屋は江戸時代、寺が庶民教育の機関として読み書きや、道徳教育、様々な習い事を行っていた。お寺が生活に密着していたとも言える。
現在に置き換えてみるとお寺の存在は葬儀や法事等、儀式中心となっている。
「土曜てらこや塾」は世の中が多種多様化した結果生じた様々な価値観の中で、今を生きる私たちの心の安穏、拠り所となる一助になればと思い企画させて頂いた。
今回の講題は「仏教を学ぶ」全10回の講座で、今月より毎月第3土曜日午後2時~3時半に行われる。
講師は常徳寺執事で浄土宗総合研究所・研究員の石田一裕師(仏教学博士)
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受講者は檀信徒をはじめ、寺庭婦人、ご近所、有縁の方々で、講師のユーモアを交えながらのわかりやすい話で和やかな講座であった。
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次回は7月21日に開講予定。人数に限りがあるので、受講希望の方は早めにお申し込みを!!
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「土曜てらこや塾」ではジャンルを問わず様々な講師を募集しています。詳細については常徳寺までお問い合わせください。
去る6月12日午後二時半頃、常徳寺と同じ部内寺院の文京区本駒込・定泉寺で物乞いを装った盗難事件が発生した。
住職の話によると犯人は年齢30歳~40歳位、身長170センチくらいの細身の男で、応対した住職に食べ物を求め、住職が奥に食べ物を取りに行った隙に横に置いてあった災害支援募金箱を盗んだ模様。犯人は募金箱を盗んだ後もその場に平然と居続け、住職からしっかり食べ物をもらって帰ったと言う。
定泉寺には数か所に防犯カメラが設置されており、現在警察が解析をすすめている。
本日、定泉寺住職より防犯カメラで録画された犯行の様子を見てブログにアップしてほしいとの依頼があった。
玄関を入るとすぐ横に募金箱が置いてあった。犯人は住職が応対に出る前に募金箱に手をかけ確認している。最初から盗みが目的のようだ。
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何事もなかったように帰る犯人。手には住職から頂いた食べ物が、、、しかも住職は雨が降っているからと丁重に袋に入れて差し渡したようです。
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定泉寺では先日大きな行事があり、募金箱には多くの浄財が寄せられたとの事、本来受け取るべき方々に届かず誠に残念である。
お寺は信仰祈りの場所。世の中、善人悪人は存在するが、間口を広げ敷居を低くして善人を前提に参詣者を受け入れる。とは言え、ある程度の対応策も講じなければならないのも現実。
定泉寺様には心よりお見舞い申し上げます。
6月8日(金) 常徳寺講堂で豊島組寺庭婦人会研修会が開催された。
豊島組とは浄土宗東京教区を地域別に分けた10組の中の1つ。文京区を中心に70ヶ寺で構成されている。寺庭夫人とは住職夫人の呼称。
創形美術学校講師・美術アカデミー&スクール講師の北進一先生をお招きし、「画像で見る阿弥陀仏 中国の阿弥陀如来像と阿弥陀浄土変」と題して、御講義頂いた。北先生の専門は日本・東洋美術史。
今月16日には常徳寺主催 「土曜てらこや塾」 が開講される。日時は毎月第3土曜日(全10回)午後2時から3時半まで。今回は ~仏教を学ぶ~ と題し、講師は浄土宗総合研究所研究員で常徳寺執事の石田一裕氏。お陰様で多くの受講申し込みを頂いている。
6月1日(金) 親類寺院の茅ヶ崎・西運寺 施餓鬼会出仕!
午前10時、法話をお願いしている部内寺院住職と親類寺院住職同乗にて一路茅ヶ崎へ!首都高、東名渋滞なく、11時半西運寺到着。
午後1時より法話 2時より部内寺院随喜による法要
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堂内はお檀家さんで満堂。本堂に入れず立ち見の方も、、、 因みに次月には新亡の施餓鬼会が厳修される。ありがたいことに参詣者が多く、1度で勤められないのが現状。
法要での塔婆回向は導師が1本づつ水向けして回向し、お名前を呼ばれたお檀家さんは焼香し、お塔婆を受け取り墓参する。その為法要終了時はお檀家さんはいらっしゃらない。
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法要の主旨を述べる表白奉読 西村公朝仏師作のふれあい観音がお出迎え
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午後3時半、法要終了。食事を頂戴し5時過ぎ、西運寺を出発。帰りも道路は順調!
西運寺には来月またお邪魔します、、
5月3日から始まった部内・法類寺院の施餓鬼も今月3日の向丘・清林寺の法要で前半終了!後半は6月後半から7月・8月に施餓鬼会出仕予定!!
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◆6月3日(日) 常徳寺と同じ部内寺院の向丘・清林寺施餓鬼会出仕!
清林寺本堂 清林寺三重塔建築中