9月1日より常徳寺墓地新区画の分譲を開始した。
常徳寺では先代住職の代に数年がかりで大規模な墓地整備工事を行い、車椅子が通れるように通路を拡張し、さらに排水溝を設置し水はけを良くした。この工事に伴い、新たに新区画が出来、お檀家さんを優先的にご案内させて頂いた。
今回改めて墓地分譲を開始するに当たり業務を「日本墓地紹介センター㈱に委託した。
今回は約30区画の分譲を予定。8月中に基礎工事を済ませ、見本の墓石を建立。駐車場にプレハブを設置し、社員が常駐し墓地希望者の応対に当たっている。
9月1日10時より従業員20名が来寺。住職としてお寺のご紹介をした後、本堂にて成功祈願法要を執り行った。
広告手段としてポスティング、アポインターによる電話、新聞折り込み等を行ったようだ。
新区画 見本の墓石
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分譲開始して10日になるが、早速問い合わせやご見学の方々がお出でになる。
すでに数件の契約が成立。秋彼岸を迎え、さらに問い合わせやご見学がふえそうだ。
良いご縁が出来ればと願う。
8月26日午後6時、常徳寺が所属する東京教区豊島組(70ヶ寺)の参務・協議員会が谷中・功徳林寺にて開催された。東京23区には大雨洪水警報が発令されていたが、豪雨の中、20名の出席。常徳寺と法縁関係にある小石川・慈眼院(沢蔵司稲荷)ご住職が豊島組の組長の要職に在り、私も事務局としてお手伝いをさせて頂いている。
詳細は沢蔵司稲荷のブログをどうぞ!
◆幸手市・聖福寺 施餓鬼会
8月24日、法類寺院である幸手市・聖福寺施餓鬼会出仕。
江戸時代、将軍家康公が日光東照宮に祀られてから歴代将軍は都合18回におよび日光参拝をされた。その度に日光街道という交通の経路にあたる聖福寺が、御殿所として将軍休憩所の役割を果たした。
勅使門(市文化財指定) 本堂
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内陣 施餓鬼檀
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埼玉教区内寺院ご住職による法話 組内寺院随喜による法要
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法要では維那と呼ばれる鐘を叩いたり句頭(発声)する役があるが、そのお役が今回から私にまわって来た。広い本堂での発声は小寺で慣れている私にとってなかなか大変!
法要が終わると書院で食事の御接待があるが、夕方5時より自坊で千灯供養がある為、一足先に失礼した。
◆常徳寺 無縁仏・千灯供養
8月24日、午後5時、千灯供養を厳修。
常徳寺境内には江戸時代以降無縁となった墓石が数多く祀られている。毎年7月24日(今年から8月に変更)夕方よりお勤めをしてお灯明を捧げ、供養を行っている。我々の御先祖をさかのぼれば皆有縁である。無縁という言葉は好ましくないが、正にこの法要を通して多くの方々に縁を結んで頂きたい。
法要時はまだ明るく灯明も映えないが、夕暮れになると幻想的!やわらかさを演出するカップローソクの灯はとてもやさしく、無縁の仏様たちを温かく包みお守りしているようだ・・
この千灯供養はどなたでも参加出来るので、多くの方々に縁を結んで頂きたく来年8月24日お待ちしています・・・