9月24日午後2時 常徳寺にて秋季彼岸会 「永代祠堂法要」厳修。
天気予報は雨だったが何とか降らずに済みひと安心。むしろ2日前の猛暑が一転、肌寒い1日となった。
永代祠堂法要は「永代祠堂懇志」の諸精霊のご回向を申し上げるとともに、各お檀家のご先祖、先亡精霊を仏縁として、檀信徒にお寺に参詣頂く機会をおつくりいただき、仏教が代々受け継がれ、念仏道場としての菩提寺の維持・繁栄を願い寺と檀家が心を一つにして執り行う法要である。
控室では「お彼岸について」と題した 教化ビデオを上映!
法要後は和菓子店を営む総代さん特製「おはぎ」の接待!
お彼岸中でお忙しい中を近隣のご住職方にご随喜(お手伝い)頂いた。
9月20日 彼岸入り。秋のお彼岸を迎え、休日も重なり多くの墓参者が参詣された。
本堂正面はお参りしやすいように戸を開け焼香台を設置
常徳寺講堂 講堂内部
参詣者の休憩所として講堂を開放している。講堂内では大型スクリーンを使い、「お彼岸」の教化ビデオを上映している。
常徳寺 「永代祠堂法要」
9月24日 午後2時
念仏道場としての本堂の維持を願い、
永代祠堂懇志をあげられた法名を
ご回向し、亡き方をご縁として、
お寺に参詣する機会を頂き、
念仏道場としての寺院の繁栄を願い、
寺と檀信徒が心を一つにしてお勤めする法要です。
先週より庭木の手入れの為、植木屋さんがが入った。
境内にあるユズリハの木 2本が枯れた。
伐採完了!
ユズリハは暖温帯から亜熱帯に分布するユズリハ科の高木で雌雄異株、長楕円形で全縁の葉が枝先に集まって互生する。
葉の新旧交代のシステムが印象的で、譲葉(ゆずりは)の名が付けられたとの事。。春、新しい葉が出揃うと、3年越しの古い葉は一斉に落葉し、占有していた空間を新しい葉に譲ります。
家の繁栄を意味するダイダイ、夫婦共白髪の長寿にたとえたウラジロとともに、古くから正月のしめ縄や鏡餅の飾りに使われ、「正月の木」とよぶ地方もある。
拙寺でも正月飾りに使っていたが、伐採されたので来年は購入?
今年はとくに草木が枯れたり、カナブンに葉を食べられたりすることが多い。異常気象が原因か?
9月12日午後、浄土宗大本山 増上寺に向かった。K君と合流。
午後3時より増上寺大殿に於いて「法然セミナー2010」開催された。
第1部では作家の青木新門氏と俳優長門裕之氏の講演!
第2部は歌手 クミコさんの熱唱!
同時開催で大殿地下三縁ホールでは「法然上人二十五霊場共生巡拝」が行われていた。
法然上人にゆかりのある寺院25ヶ寺が協力して実現した。
◆「法然セミナー2010」第1部
青木新門さんはベストセラーで映画「おくりびと」の原案となった「納棺夫日記」の作者である。納棺夫としての実体験を通して「死」について語られた。「死」とは頭で考えるのではなく五感で感じる事が大切だと述べている。即ち「死」に対し直接向き合う、感じ取ることがバトンのリレーとなり「生」につながるのだと!
長門裕之さんは昨年お亡くなりになった妻である女優 南田洋子さんの認知症の介護を通して感じ取った思いを切々と語られていた。
第2部 クミコ
クミコさんは銀座「銀巴里」のオーディションに合格。その後歌手として活躍中。作詞家の松本隆氏は「あなたの歌声には言霊がある」とクミコさんを賞賛されたそうですが、実際にお聞きすると単なる歌唱力だけでなく、心に染み入る歌声の魔力に身震いするほどでした!恨みの連鎖ではなく、愛の連鎖に変わるように願い、思いを込めて歌われていた。
◆法然上人二十五霊場共生巡拝
法然上人八百回忌を記念して法然上人二十五霊場と縁故寺院が宗派を超えて増上寺に集結。会場内では二十五霊場のご本尊や法然上人のご尊像の写真が第1番札所より順番に掲げられそれぞれにご当地から持ち寄られたお砂を踏むという、いわゆる「お砂踏み」をしながら巡拝する。早速私も巡拝させて頂いた。すると大学の同級生に卒業以来の再会。お互いの近況を話すと彼は今、第三番札所である高砂・十輪寺の住職になっていた。今度は現地高砂の十輪寺にお参りする約束をして別れる。
すべて終了したのが午後7時。浜松町でK君と食事、窓越しの夜景です!
9月10日午後7時、千石・一行院での念仏講(部会)に出席。
山門 本堂内陣
一行院前ご住職は現在、浄土宗大本山・芝 増上寺のご法主(住職)を勤められている。
念仏講とは近隣の浄土宗寺院 東部11ヶ寺と西部11ヶ寺の計22ヶ寺で構成されている通称「東西会」の会合である。会所は持ち回りで決められ毎月10日に行われる。先ず本堂でお勤めをして先亡諸上人の回向。今回は先日ご遷化された浄土門主・知恩院門跡 坪井俊映猊下の荘厳浄土を念じお十念。会合では様々な意見交換がなされた。
一行院では先日、30年~50年に1度だけ開花する「龍舌蘭」が見事に開花!話題となった。
すでにピークも過ぎ、後は枯れてしまうそうです!新聞・テレビ等で紹介され、多くの見学者が訪れたようです。
玄関には常徳寺・先代住職の
三回忌法要でお上げした供養品の
「花器」をお使い頂いていた。