犯人逮捕の決め手となった町が設置した防犯カメラ
印南町内で知人女性の軽乗用車のブレーキホース4本を切断したとして由良町の38歳、団体職員の男が器物損壊容疑で逮捕された(7日)事件は、防犯カメラの映像が逮捕の決め手となったが、防犯カメラの一つは町が設置したものだった。防犯カメラは町として昨年度初めて設置したもので功を奏した形となった。
町は昨年度「犯罪への抑止力はもちろん児童・生徒の見守り、安全確保にもつながる」として県の「きのくに防犯カメラ設置事業補助金」を活用し同町印南地内の町道梅ノ坪水越線沿い町体育センターと印南小学校に初めて設置。今年度も切目、稲原両小学校へ取り付けた。
今回、容疑者逮捕の決め手の一つとなったのは印南小学校に設けた防犯カメラの映像だ。防犯カメラが設置されていなけらば容疑者逮捕に至っていなかったかも知れず、町は「犯人逮捕につながってよかった」と話している。
過去に町議会一般質問で4回にわたって「防犯カメラの設置」を訴え、設置を促した玉置克彦議員は「住民の安心・安全を確保するためにもさらに増設していくべき」としており、町も「住民の安全・安心につなげたい」と増設を検討していきたいとしている。
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