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老親と自分の「認知症対策」

2022-08-14 08:39:25 | 日記
 【東洋経済オンライン記事より】
久しぶりに実家に帰省して、老親と接したときに「あれ? 認知症になり始めているのかなあ」
と感じたことがある人も多いのではないでしょうか。
今後、老親が認知症になってしまったら、介護はどうすればいいのか。不安の種は尽きません。

中年期(45~65歳)の認知症のリスク因子としてあげられているのは「難聴、頭部外傷、高血圧、
過剰飲酒、肥満」の5つ。
このうち最もリスクが高いとされているのが「難聴」です。難聴があると、コミュニケーションが
とりにくくなるうえ、耳から脳への刺激が減ってしまうからだそうです。
コミュニケーションがとりづらくなれば、仕事も地域の集まりなども参加しづらくなり、社会的
孤立を招くことに。定期的に聴力検査を受けて、聞こえづらくなったら早めに補聴器を使うよう
にアドバイスしています。

ほかにも注目されているリスク因子があります。それが「歯周病」です。
歯周病は糖尿病と深く関連していることから「歯周病‐糖尿病‐アルツハイマー病」といった三つ巴
の負のスパイラルが形成される可能性があるとも述べています。
生活習慣病のリスクが高まる中高年は、糖尿病管理のためにも認知症予防のためにも、歯科医での
定期的なチェックは欠かさずに受けたほうがよさそうです。

認知症が進行するスピードは人によってさまざまだが、薬をのみ、デイサービスなどでリハビリを
行い、適切なケア(介護)を受けている人のほうが、何の対策もしなかった人に比べて、認知症が
「軽度」である期間が倍以上延びているという研究があると紹介しています。

今後どうすればいいかという不安があるなら、早いうちから介護のプロを味方につけておくのが安心
だそう。介護経験のある友人・知人に相談するほか、地域の認知症カフェや家族会なども頼りになる
と述べています。

認知症の世界も介護の世界も、前人未踏の荒野ではありません。先達は大勢いますし、仲間もいます。
知恵も経験も豊富に蓄積されています。先達や仲間の声を積極的に聞いて皆で語り合っていくことが、
いちばんの対策になるのだと思います。

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