そんなこんなで出発したぽんぽこ家一行の車は渋滞にハマることなく進み東北自動車道・佐野SAに到着しました。
土曜日ということでかなり混んでいましたが、緑地帯のそばのスペースに車をとめてくうたの1回目のトイレタイムです。
普段は人の多いSAをさけPAを利用するんですが、ここにはワンコ用のゴミ箱が設置されていて緑地帯も広くとってあるのでワンコとの休憩には最適です。おかげであちこちワンコがいっぱい。でもくうたはほかのワンコにゃ目もくれずクンクンしながらウロウロとトイレの場所を探します。くうたが落ちついてウンPができるまでぽん母も一緒にウロウロ。その間車内禁煙を強いられてきたドライバーぽん父は灰皿の前で一服。
なかなかトイレの場所が決まらないくうたと建物の裏の方に回ったのはいいけど、窓の向こうはレストラン。お食事中の皆様に申し訳ないので引き返し、人目の少ないところに誘導しようやくP。ホッとしたくうたをしばし車でお留守番させお昼です。
中に入るとほとんどの人が佐野ラーメンを食べています。もちろん“ラーメン大好きぽんぽこさん”ですから初体験の太くて平べったい縮れ麺の佐野ラーメンをおいしく完食。
食後のコーヒーを車中で飲みながら車は西那須野塩原ICで東北道を降り、最初に寄ったのがホウライ千本松牧場です。
ここはとにかく広い!広すぎです!
駐車場に車を停めたのはいいけどそこには園内の案内板のようなものがなくどこに行っていいのやら
賑やかな通りはあるけどいきなりそこじゃビビリくうたがパニくること間違いなし!仕方ないので人通り車通りの少ない道をテコテコ歩いて行くと、色々な動物の柵が見えてきました。
牛やヤギ・ウサギなど牧場らしい動物のほかになぜかワラビーやエミューまでいます。
ハイジのゆきちゃんのような子ヤギがいっぱい
ワラビーはくうたに興味津々3匹揃ってこちらを見ていますが、当のくうたは目の前を低空飛行をするつばめを追いかけようと必死。リードを持つぽん母の腰も入ります。
しばらくそこで動物観察を楽しんだあと、熱気球やドッグパークとかのある広場に面した賑やかな通りを歩いて行ってサイクリングコースの案内図を発見。
地図を頭に焼付けサイクリングコースをお散歩するはずが、道を間違えたのか牧場の奥の方まで行ってしまいました。
奥のほうには乳牛の牛舎があり、職員の方が働く姿を見つつその横を歩いていると牛舎の方からお乳をパンパンに張らせたメス牛が数頭のっしのっしと近づいてきました。
「ちょっと奥さま見てくださいな。あの人間と一緒にいる足の短い犬」
「あらほんと。顔の大きさと胴の長さと足の長さのバランスが悪いですわね」
「でしょ。それがワッセワッセと歩いてる姿がなんだか滑稽ですこと。オホホホ」
「ほんと可笑しい。ホッホッホッホッ」
というような会話がなされたかは不明ですが、揃って興味深々で見ています。
時々道に迷いつつもお散歩を済ませ、牧場のこぉ~いミルクを3人で分け合って飲み、ぽん母が食べてたソフトクリームのコーンのシッポをカジカジ食べて満足のくうたとともに次に向ったのは、塩原温泉郷の入り口付近にある回顧の滝です。
回顧の滝の観瀑台には100Mの長さの回顧のつり橋を渡らなくては行けません。つり橋からの川の眺めは最高です。しかし高所恐怖症のぽん母は眺めを楽しむ余裕なんて爪の先ほどもありません。右手はくうたのリードを握り左手でぽん父の腕にしがみ付き、こころもちあごを上げぎみに目線は絶えず前方上45度。最初揺れる橋に腰がひけてたくうたも歩き出したら誘導するかのようにひっぱるでもなく一歩先を歩きまるで盲導犬。どうにか渡りきり滝の眺めを堪能して頑張って帰ろうとしたら対岸から次から次へと人が渡ってきます。この橋ふたり並んでやっとの幅。すれ違いは一列にならないといけません。人がいなくなるのを待っていても増える一方で減りません。仕方なしに歩き出します。ぽん父につかまりつつも腰がひけぎみで歩いてるぽん母の様子に「ほらほら揺れるぞ~」と笑いながら声をかけてきたジジイがわざわざ橋を揺らします。
ガキみたいなことしてんじゃねぇよ。このジジイ!
と言ってやりたかった…でもふくらはぎが震えてる状態じゃ無理でした。
今回のお宿は那須高原にあるペンションアニマーレさんです。那須ではとても有名なペンションイマジンさんのお隣です。
玄関に入ると綺麗で可愛いかんじのオーナー婦人が優しい笑顔でお迎えです。くうたも一目で懐きました。くうたって面食い?
お風呂で汗を流したあとは夕食です。もちろんくうたも一緒です。社会性10%だったくうたでしたので今まではお部屋でお留守番でしたが、最近はきなちゃんというはじめてのGFもでき、ワン友達のみなさんのおかげで社会性も多少はアップしてきたので連れていってみました。
一番奥の席だったのでぽん母の椅子と隣のソファの間にくうたの座布団を置きそこにオスワリ。時々隣の席のマルチーズとガウガウはあっても、今まででは考えられないくらいオリコウで社会性訓練の成果が出ています。
多少のガウガウもみなさんワンコ連れなので、お互いさまって感じでニコニコしてくれてます。
最初は落ちつかなかったくうたですが、ぽん母のステーキの肉をコッソリわけてあげたりしてるうちに落ちついてきたようです。
料理は洋風フルコースに+525円でワインと日本酒の飲み放題にしてあったので、ぽん母は口当たりのいい美味しい白ワインを飲みすぎて部屋で酔いつぶれ、夕食後予約していた温泉には入れませんでした。
12時に外でオシッコをさせ消灯。みんな寝静まった頃くうただけは寝てはいませんでした。ふたりのベッドの間にくうたの愛用布団を置きそこで丸くなるもののちょっとした物音に反応し、唸ったり床をカリカリしたりと落ちつきません。3時過ぎからはその部屋にいること自体が嫌らしく外に行きたがってカリカリが止まりません。30分ごとに起こされるのも辛くしかたなく4時にくうたは車の中へ。やっととれた安眠のせいかふたり揃って7時半まで寝てしまいました。
今回が5度目の旅行です。今まで夜は大人しくしていてほとんど起こされることはなかったので、何がいけなかったのか、何が怖かったのか今回の騒ぎの原因は考えてはいるんですが、いまだに判りません。
ということで思いがけず長くなったので完結編へつづく
ほんとに次で終わる?
ん~わかんない…
土曜日ということでかなり混んでいましたが、緑地帯のそばのスペースに車をとめてくうたの1回目のトイレタイムです。
普段は人の多いSAをさけPAを利用するんですが、ここにはワンコ用のゴミ箱が設置されていて緑地帯も広くとってあるのでワンコとの休憩には最適です。おかげであちこちワンコがいっぱい。でもくうたはほかのワンコにゃ目もくれずクンクンしながらウロウロとトイレの場所を探します。くうたが落ちついてウンPができるまでぽん母も一緒にウロウロ。その間車内禁煙を強いられてきたドライバーぽん父は灰皿の前で一服。
なかなかトイレの場所が決まらないくうたと建物の裏の方に回ったのはいいけど、窓の向こうはレストラン。お食事中の皆様に申し訳ないので引き返し、人目の少ないところに誘導しようやくP。ホッとしたくうたをしばし車でお留守番させお昼です。
中に入るとほとんどの人が佐野ラーメンを食べています。もちろん“ラーメン大好きぽんぽこさん”ですから初体験の太くて平べったい縮れ麺の佐野ラーメンをおいしく完食。
食後のコーヒーを車中で飲みながら車は西那須野塩原ICで東北道を降り、最初に寄ったのがホウライ千本松牧場です。
ここはとにかく広い!広すぎです!
駐車場に車を停めたのはいいけどそこには園内の案内板のようなものがなくどこに行っていいのやら
賑やかな通りはあるけどいきなりそこじゃビビリくうたがパニくること間違いなし!仕方ないので人通り車通りの少ない道をテコテコ歩いて行くと、色々な動物の柵が見えてきました。
牛やヤギ・ウサギなど牧場らしい動物のほかになぜかワラビーやエミューまでいます。
ハイジのゆきちゃんのような子ヤギがいっぱい
ワラビーはくうたに興味津々3匹揃ってこちらを見ていますが、当のくうたは目の前を低空飛行をするつばめを追いかけようと必死。リードを持つぽん母の腰も入ります。
しばらくそこで動物観察を楽しんだあと、熱気球やドッグパークとかのある広場に面した賑やかな通りを歩いて行ってサイクリングコースの案内図を発見。
地図を頭に焼付けサイクリングコースをお散歩するはずが、道を間違えたのか牧場の奥の方まで行ってしまいました。
奥のほうには乳牛の牛舎があり、職員の方が働く姿を見つつその横を歩いていると牛舎の方からお乳をパンパンに張らせたメス牛が数頭のっしのっしと近づいてきました。
「ちょっと奥さま見てくださいな。あの人間と一緒にいる足の短い犬」
「あらほんと。顔の大きさと胴の長さと足の長さのバランスが悪いですわね」
「でしょ。それがワッセワッセと歩いてる姿がなんだか滑稽ですこと。オホホホ」
「ほんと可笑しい。ホッホッホッホッ」
というような会話がなされたかは不明ですが、揃って興味深々で見ています。
時々道に迷いつつもお散歩を済ませ、牧場のこぉ~いミルクを3人で分け合って飲み、ぽん母が食べてたソフトクリームのコーンのシッポをカジカジ食べて満足のくうたとともに次に向ったのは、塩原温泉郷の入り口付近にある回顧の滝です。
回顧の滝の観瀑台には100Mの長さの回顧のつり橋を渡らなくては行けません。つり橋からの川の眺めは最高です。しかし高所恐怖症のぽん母は眺めを楽しむ余裕なんて爪の先ほどもありません。右手はくうたのリードを握り左手でぽん父の腕にしがみ付き、こころもちあごを上げぎみに目線は絶えず前方上45度。最初揺れる橋に腰がひけてたくうたも歩き出したら誘導するかのようにひっぱるでもなく一歩先を歩きまるで盲導犬。どうにか渡りきり滝の眺めを堪能して頑張って帰ろうとしたら対岸から次から次へと人が渡ってきます。この橋ふたり並んでやっとの幅。すれ違いは一列にならないといけません。人がいなくなるのを待っていても増える一方で減りません。仕方なしに歩き出します。ぽん父につかまりつつも腰がひけぎみで歩いてるぽん母の様子に「ほらほら揺れるぞ~」と笑いながら声をかけてきたジジイがわざわざ橋を揺らします。
ガキみたいなことしてんじゃねぇよ。このジジイ!
と言ってやりたかった…でもふくらはぎが震えてる状態じゃ無理でした。
今回のお宿は那須高原にあるペンションアニマーレさんです。那須ではとても有名なペンションイマジンさんのお隣です。
玄関に入ると綺麗で可愛いかんじのオーナー婦人が優しい笑顔でお迎えです。くうたも一目で懐きました。くうたって面食い?
お風呂で汗を流したあとは夕食です。もちろんくうたも一緒です。社会性10%だったくうたでしたので今まではお部屋でお留守番でしたが、最近はきなちゃんというはじめてのGFもでき、ワン友達のみなさんのおかげで社会性も多少はアップしてきたので連れていってみました。
一番奥の席だったのでぽん母の椅子と隣のソファの間にくうたの座布団を置きそこにオスワリ。時々隣の席のマルチーズとガウガウはあっても、今まででは考えられないくらいオリコウで社会性訓練の成果が出ています。
多少のガウガウもみなさんワンコ連れなので、お互いさまって感じでニコニコしてくれてます。
最初は落ちつかなかったくうたですが、ぽん母のステーキの肉をコッソリわけてあげたりしてるうちに落ちついてきたようです。
料理は洋風フルコースに+525円でワインと日本酒の飲み放題にしてあったので、ぽん母は口当たりのいい美味しい白ワインを飲みすぎて部屋で酔いつぶれ、夕食後予約していた温泉には入れませんでした。
12時に外でオシッコをさせ消灯。みんな寝静まった頃くうただけは寝てはいませんでした。ふたりのベッドの間にくうたの愛用布団を置きそこで丸くなるもののちょっとした物音に反応し、唸ったり床をカリカリしたりと落ちつきません。3時過ぎからはその部屋にいること自体が嫌らしく外に行きたがってカリカリが止まりません。30分ごとに起こされるのも辛くしかたなく4時にくうたは車の中へ。やっととれた安眠のせいかふたり揃って7時半まで寝てしまいました。
今回が5度目の旅行です。今まで夜は大人しくしていてほとんど起こされることはなかったので、何がいけなかったのか、何が怖かったのか今回の騒ぎの原因は考えてはいるんですが、いまだに判りません。
ということで思いがけず長くなったので完結編へつづく
ほんとに次で終わる?
ん~わかんない…