いっしょに歩こう

わんこと過ごすお気楽な日々。ちょっと覗いてみませんか

るんるん♪家族旅行 in那須 完結編

2006-06-08 | わんことお出かけ
7時半に慌てて起きたぽんぽこ夫婦。
急いで顔だけ洗って着替えてくうたのところへ。車の中では落ちつけたらしくシッポをパタパタ元気そうです。4時に車に乗せたときも嬉しそうだったから安心できたのかもしれません。
15分ほどペンションの周囲をお散歩。そのあと朝食をとり9時半過ぎに出発です。

まずはペンションから程近い“銀猫ガラス”へ。ここでは吹きガラス体験ができます。2時からの予約を入れて、次は陶芸体験ができる工房へ。しかし玄関に「本日臨時休業」の紙が貼ってあったので陶芸気分はすっかり失せ、茶臼岳を目指してドライブに変更です。那須街道からボルケーノハイウェイを行きます。
殺生石は駐車場がいっぱいで路駐も多かったので素通りし、八幡のツツジを見に行こうとしたけど八幡方面は大渋滞ツツジもあきらめ那須岳方面に行くことにしました。
でもこの日は曇り山を上がってくにしたがい霧が出てきます。
しかしロープウェイの山麓駅辺りで「山頂は晴れてます」と呼び込みをしてたので、道の終点まで行ってみることにしたら終点の駐車場も車で溢れています。路駐もいっぱいでしたが空きをみつけそこに車を置いてその辺りを散策することに。

遊歩道をエッホエッホ登っていくと上からたくさんの人が下ってきます。どの人もきちんとしたトレッキングのスタイルです。うちのような軽装者はひとりもいません。
ぽん父は手に緑茶のペットボトルを持ってるだけで靴はローファー。ぽん母のスニーカーは街歩き用の簡単なので、腰にはいぬきものふろくのポーチにお散歩グッズとお水を入れ、肩からはいつもの斜めがけカバン。
山歩き経験者のぽん母がリードを持って、運動不足のぽん父のペースにあわせたのんびり山登りだったのでくうたともども楽勝でしたが、下りてくる人たちは暑さでハアハアいってるくうたに「頑張れワンちゃん!」とあたたかい声援を送ってくれます。でも一番声援を欲しかったのはぽん父でした。
「この林を抜けたら眺めがよくなるよ。もう少し頑張って」の応援をもらい、くうたのお散歩のはずなのに、とうとうこんなところまで登ってきてしましました。


山の上はとてもいい天気で青空の青さが違って見えます。高いところの雪渓も見れたりと、かなり達成感があったので、ここまでにして下りることにしました。
下山を始めたところ、出くわしました!うちみたいな物好きな犬連れ登山者です。しかもその犬はミニチュアダックス。
「うちの犬の足じゃ段差が上がれないんですよ」と言って抱っこされて登ってきました。MDとはいえ3~5キロほどありますよね?ダンベル抱えて山登りしてるようなもので、よくやるな~と感心しちゃいました。

山道は下りが危ないので慎重に下りてるとくうたもちゃんと付いて歩いています。ふだん引っ張るくせに、つり橋のときも山の中でもなんだかめちゃくちゃいい子です。山道で他の人とすれ違う時に迷惑をかけないようリードを短く持って道のはじに立ち止らせるんですが、知らない人に声をかけられても平気な顔して無視が出来ています。我が子の成長をみた気がしました。
下りはなんなく済んでお昼を食べに街場に下りていき、一軒茶屋交差点そばの“瑞穂蔵”で昼食にしました。
わらぶき屋根の古民家レストランで竈炊きこしひかりが食べられます。9種類くらいのおかずにおひつに入ったおこげ入りご飯と味噌汁の田舎膳を注文し、ふたり揃ってご飯をおかわりし2杯半づつ食べてしまいました。

吹きガラスの時間になったので行くと、前の人たちの作業が遅れているって話だったのでその近所の林の中をくうたも連れて散策。
戻ってきたらちょうど終わったところらしく声をかけられたので工房に入りました。
真っ赤に解けたガラスに空気を吹き入れ形をつくります。見本の中から形と色を選んで好きなのを作れます。ぽん父はビール用のグラスをぽん母は花瓶にも使えそうなグラスを選び一人ずつ製作です。
出来上がった作品は1日かけて冷ますので宅配にしてもらいました。
左がぽん母のです。
それなりの味のある出来じゃないですか?って自画自賛してます。

月曜日はぽん父がGWの代休を取ってるので、もう1ヶ所どこかに寄ってからゆっくり帰ろうと選んだのが南が丘牧場です。
あれれ?どこにもワンコ連れがいない!なんのことはない入り口付近以外ペットNGの牧場でした。しかたなく近くの売店で定番のソフトクリームと牛乳を買い3人で分け合って飲みながら「なんだかな~」って気分でいたんですが、通りすがりのおばあさんが胸当てつきハーネスを着たくうたを見て「あれっ珍しい。あの犬腹巻してるよ。今日寒いもんね」で笑っちゃいました。
これが腹巻犬です。
写真は房総旅行より拝借

このあと“お菓子の城”でぽん父が会社へのお土産を買って那須を後にしました。
那須は遠いという印象があったんですが、カーナビのナビ子さんの指示通りに羽生ICで東北道を降りて一般道を行き、東松山ICで関越に乗るルートにしたら思ったより早く帰って来られ、ナビ子さんの株も上がった模様です。
前日のデジカメ騒ぎから始まった那須旅行はハラハラしたり困ったりも多々ありましたが、どれもみんな楽しかった思い出です。
くうたがいるための規制も多いけど、くうたがいるからゆっくりと旅することができ、それによって知りえた風の匂いや自然や人とのふれあい等々今までになかった旅の楽しみが増えました。
さ~て次はどこにいこうかな
その前にデジカメの修理だよ。