一日めいっぱい歩いた疲れは温泉で癒したいと、今回選んだのは仙石原高原 大箱根一の湯さんです。
見るからに高級感漂う感じですが、ワンコ連れの宿で2万円台も当たり前って感じの箱根にしては、平日なら1万円以下ととってもリーズナブルなお宿です。
今回は本館の向かいにある別棟1階の大型犬もOKのお部屋です。
とにかく広いお部屋でした。
部屋の入口です。
床の間つきの10畳間
濡れ縁もひろびろ~
ワンコ用のトイレシーツやゴミ箱、お水用のボールやコロコロなど、ひととおりのワンコ用品もそろっていました。
ぽん母といっしょにくうたも広い部屋に興味津津でしたが、お茶とお菓子で一服はじめたら
ZZZZZ
横になったので、予約制の貸切露天風呂で1日の疲れを洗い流してきました。でも30分しかなかったのでけっこうあわただしかったです。
そしていよいよお楽しみの夕飯です。本館のダイニングでいただきます。
メインはしゃぶしゃぶ
先付・前菜・蒸し物の他にも、舌平目の天ぷらや鰆の味噌焼きなども出てきたんですが、おいしいものを食べだすと写真を忘れる食いしん坊なぽん母。気がついたのはデザートも食べおえた後でした。
ダイニングではたくさんの人とワンコにビクビクのくうたでしたが、しばらくすると…眠気には勝てなかったようで、
おおむねいい子でいられました。
温泉においしいお料理で至福の夜は暮れたのでした~
と言いたいところですが、じつは………
ほろ酔い気分で部屋にもどって寛いでいると、ワンワンワンとどこかの部屋からワンコの声が、そして天井からは上の部屋の(と思われる)足音や物音が聞こえてきます。
元々どこかの会社の保養所だったそうで、見た目以上に壁が薄く、ほかの部屋の物音が響いてくる部屋だったらしく、廊下に「2階の方は静かに歩いてください」という旨の張り紙がありました。
神経質なビビルマンくうたはそれだけで落ち着けません。疲れているので横になるんですが、ちょっとした物音で上を見上げてうろうろ。
落ち着いて眠れるようにと持参したくうた愛用のジョン君にも見向きもせずに、テーブルの下に潜り込みビクビクオドオド。バスタオルを敷いて寝床代わりにしたんですが、
ここでもリラックスできませんでした。
けっきょく一晩中落ち着けなかったくうたに何度も起こされ、ちょっと寝不足気味のぽん母たち。
明るくなったころ寝るのはあきらめお散歩にでかけました。4月上旬の箱根の早朝は身が引き締まる寒さで、眠気は一発で飛んでっちゃいます。
お宿からススキで有名な仙石原へは歩いてすぐです。すっかり枯れてしまったススキの草原は貸切状態。
宿の周辺は閑静な別荘地なのでゆっくりお散歩を楽しんだあとは、冷えた体を温泉であたため、おいしい朝食で元気を充電。
今日も1日楽しむぞ!と宿を後にしたのでした。
くうただったからちょっと残念な部屋という内容になってしまいましたが、きっと普通のワンコだったら問題なく寛げるでしょうし、本館の部屋だったらたぶん違っていたと思われます。
廊下や部屋もワンコのにおいもなく、すみずみまで掃除が行き届いてきれいだったし、料理もおいしいく量も多すぎず少なすぎずでちょうどよかったです。
温泉もとても気持ちよかったし、なんと言ってもリーズナブルな価格でしたので、機会があったら(本館の部屋指名で)また泊りに行ってもいいかな~と思えるお宿でした。