初日の晩と違って、楽風雅殿のいつものお部屋の専用ベッドで爆睡のくうたくん。おかげでぽん母たちもぐっすり眠れて目が覚めたら「あれ、もう朝なの?」状態でした。
春の3泊4日旅行では、くうたお天気大明神のパワーが切れる最終日は雨!ときまってましたが、今年は1日早まって3日目が雨で、目覚めのBGMが雨音でした。
晴れていれば部屋から伊豆大島を始め伊豆諸島が見えるはずですが、この日は霧に包まれていて
幻想的な風景にしばし見とれちゃいました。
一日雨の予報に「今日はお部屋でゆっくりしたいです」と、朝のお散歩も早々に切り上げ、ソファーでまどろむくうたでしたが、
「お出かけするよ!」と声をかけたら慌ててついてきたので、元気に出発!
雨の日には雨の日にしかできないことをしようと、八幡野窯で陶芸体験をしてきました。
ワンコも同伴OKなのでいっしょに入ってみましたが、電動ろくろが回ってる間くうたのお世話は無理なので、くうた号の中でしばしお留守番してもらいました。
汚れよけの作務衣を借りて、気分だけは陶芸家です。
お店の人が親切に教えてくれるので、初めてのろくろ体験でしたが、とっても楽しくできました。焼きあがって手元に届くまでに1ヶ月以上かかるそうなので楽しみにまってます。
八幡野窯を出ると雨は相変わらずでしたが、お留守番くうたのために大室山麓のさくらの里をレインコートを着て散策しました。しかし残念ながら雨がすごくて写真を撮る余裕はなかったです。
さくらの里散策で冷えた体は近くのドッグカフェでお茶して温めます。明るく楽しいオーナーさんとワンコ談義で盛り上がり、コーヒー一杯で1時間以上も居座っちゃいました。
しかし時間はまだ1時過ぎ、宿に戻るには早いし、雨は相変わらずでお散歩もできない。
くうたはドッグカフェに来ていたお客さんのベビーカーが怖くて、帰って行くまでず~っとビビりまくってたせいで、自動車にもどるとさっさとケージに入り込みホッとした顔して寝てるので、2年ぶりに伊豆高原ガラス工房に行ってみました。
高温の炉でどろどろの水あめ状になったガラスに、竿の先端から息を吹き込み膨らませ形成し、グラスや器など好きなものが作れるところで、過去何度か訪れたことのあるとっても楽しい工房です。
工房のスタッフが一対一で親切に教えてくれるので、子供からご年配の方まで楽しく手作り体験ができます。まえに来た時には5歳くらいの子も楽しそうにやってました。
吹きガラスはほかの工房でもやったことがあるんですが、形成などの危険のともなう作業は工房の人がやって、安全なことをちょこちょこっとしかやらせてくれなかったんですが、ここではその都度注意をしながら手とり足とり教えてやらせてくれるので、少々いびつだったりしますが、ほんとうに自分らしい個性的な作品ができあがります。
ぽん父の器完成!まだものすご~~く熱いので、一日かけてゆっくり冷まして送ってもらいました。
後日届いた完成品がこちらです。
上がぽん父作。花筏をイメージした器で、底を返して見ると花びらが水面をゆくようすに見えます。よね?
下がぽん母作。2年まえに作ったポップな器(一番右)がもう一つ欲しかったので、今回は地色に薄いピンクを入れて作ってみました。ふたつ並べてみると縁のゆがみっぷりも一緒で、重ねるとピッタリ合うのがビックリでした。
あいにくの雨でたくさんお散歩はできなかったけど、くうたにはちょうどいい休養日になれたようですし、ぽん母たちは芸術家気分を味わえて、雨の日は雨の日なりに目いっぱい楽しんだぽんぽこ一家でした。