今度の週末は、私の子供達が通う小学校の運動会です。運動会と言えば、だれでも思い浮かべるのが、昼休みに御座敷いて、両親と子供が一緒に弁当を食べるシーンでではないでしょうか。でも、私が小学生の時には、このような経験が全く無いのです。
私が小学校に入学したのは、35年以上前になるのですが、運動会の昼食は、教室に戻って子供達だけで給食を食べてました。その間親達は、グランドに敷いた御座の上で、子供達とは別に弁当を食べていたのです。
第三者から見るときわめて不自然な運動会の昼休み。なんでこんな事してるのか分かりますか?
それはその昔、「親のいない子供がかわいそうだから」と、大きな声で主張した保護者の方がいたからだそうです。
田舎の両親に電話を掛けたとき、話の流れで聞いてみたら、今でもこのシステムが続いているそうです。
私には両親がいたので、両親のいない子供の気持ちは分かりませんが、運動会で昼食を保護者と別々に食べるシステムが優れていれば、もう少し全国に普及してもよさそうなものだと思います。
「子供と一緒に弁当を食べたい」と主張する保護者の方は、40年近くの間表れなかったんでしょうか。
郷里から離れると、郷里のヘンなところが見えてきます。
ヘンだぞ。岸和田市。