今年は珍しく、8月12日から15日に掛けて休日が4日も確保できて、しかも家族サービスとバッティングもしないと言う、千載一遇のチャンスが巡って来ました。
私としてはこの連休をツーリングに使わない手は有りません。してどこに行くか、家にいる時も、会社にいる時も、ずっと考え続けていたのです。
検討の結果、往路は、山陽自動車道を走行し、山口県の秋吉台と角島を見て現地で1泊し、帰路は日本海周りで、大山を観光し、兵庫県辺りで1泊すると言う、大まかな計画を立てました。
しかし出発の前日、いっその事足を延ばして九州まで行って、フェリーに乗って帰って来るのも面白そうだと思い直し、慌ててフェリー会社の予約受付電話番号を携帯に登録したのです。
ツーリング中にフェリー会社に電話して、予約が取れたら九州に渡り、取れなければ日本海周りの陸路を走る事にしました。
さて、出発当日は、高速道路を長距離走行しなければなりません。高速料金を節約する為には、深夜早朝割引を活用しなければなりません。午前0時から4時の間に高速道路を走っていれば、料金が半額になるのです。と言う訳で、出発当日は、午前3時に起床し、そそくさと準備して、3時40分にクラッチミートと相成りました。
夜明け前なので、真っ暗です、はっきり言って夜です。この時間なら高速は渋滞していないだろうと思ってました...が...
その期待は脆くも崩れ去りました。渋滞してます。15kmも。しかもその先には渋滞の名所、中国道宝塚トンネルが控えているのです。
でも、渋滞に捕まるのは、休日が有って、自分の為に使える時間が有るからです。渋滞に巻き込まれた時は、「渋滞に捕まって幸せだ、自分は今幸せな環境にいるんだ」と、有り難く感謝の心で受け入れる事にしています。
渋滞は、西宮名塩SAに着く頃には解消しました。ここでしばらく休憩し、同じNinja650Rオーナーのタルさんに電話をしました。
なんとタルさんは、私と一緒に走ってくれるのです。権現湖PAで待ち合わせ、珍しいNinja650Rが2台並びました。
この後タルさんは、竜野ICまで、私と一緒に走ってくれました。朝早くからお付き合い頂いて有難うございました。
日常の生活では全く接点が無いのに、同じバイクに乗っているところしか共通点が無いのに、先月のKCBMで偶然出会い、その一月後ツーリングで並走までして貰う事になるなんて、人と人との出会いは面白いものだと思いました。
タルさんとお別れした後も、ひたすら高速道路を走り続けました。早起きしたので疲れて眠くなったりもしましたが、適当に休憩を入れて、何とか無事、秋吉台に到着しました。
時刻はすでに午後3時。自宅を出てから既に11時間が経過しています。角島行きは明日に繰り越して、秋芳洞を見物する事にしました。
秋芳洞の観覧券は、大人1名で1200円です。かなり強気な料金設定ですが、ここまで来たら行くしかありません。
実は私は、ここに来るのは26年振りです。あれはまだ私がピチピチの10代の頃の事です。
洞窟の内部がどうなっているのかすっかり忘れてしまってましたが、じっくり見て回って、しっかり覚えて来ました。
見物が終われば、バイクに乗って、秋吉台のカルスト台地を走行し、独特の風景を堪能しました。
そしてこの日は、この直ぐ傍の、秋吉台家族旅行村でキャンプする事になりました。
本日の走行距離、653.7km。
2日目に続く。
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