1994年8月14日。この日もいい天気でした。と言うより、この年は北海道は記録的な暑さで、日中は30℃を越える日が続いていました。
それでも朝は、ツーリングジャケットのインナーを着けるほど涼しかったです。
そう言えばこの頃、ライディングギアは当時栃木県に有ったバイク用品店「ヤマト」で買いそろえてました。
北海道ツーリングに行くと言うと、そこのママがいろいろ教えてくれました。
「8月でも寒い日はストーブを焚くので、暖かい服装は必ず持って行くように」とアドバイスをもらったので、ジャケットのインナーはもちろん、トレーナーも持って行きました。
いまはこの用品店はなくなっちゃったみたいだけど、店員の人たちは今どうしてるんでしょうね。
話が逸れてしまいましたが、北海道ツーリングです。
阿寒湖のライダーハウスを朝6時半頃出発し、バイクで阿寒湖畔に向かいました。
私の記憶では、当時は今みたいに大きなホテルは建っていなくて、落ち着いた雰囲気だったような気がします。
湖畔の林に鹿がいたのを覚えています。
阿寒湖を出た私達は、釧路湿原に向かいました。
途中で展望台の駐車場を見つけ、遊歩道を展望台まで10分くらい歩きました。
ここは北斗展望台と言うところなんですが、私が写真を無くしてしまったおかげで、先週までどこだったか分かりませんでした。
ここにもう一度行きたいと思ってたんですが、展望台の名前を覚えてなかったのと、ツーリングマップルに載ってないのとで、謎のままだったのです。
たしかここに着いたのは午前10時頃、その後和商市場に向かいました。
当時はまだバイクブームが続いていたので、和商市場周辺には相当な数のバイクが集まってました。
市場の中はライディングウェアを纏ったライダーがいっぱい居てて、店のおばちゃんが「あなたライダーでしょ。ウチで魚買ってって」と積極的に売り込みしてました。
和商市場でイクラとウニをてんこ盛りにした丼を食べて、私達は摩周湖に向かいました。
は下の写真の場所で写真を撮りました。
シラルトロ湖っぽいです。
Google Earthで、同じ場所をさがしてみました。
どうやらここのようです
釧路湿原の東側を北上して、阿寒湖に向かいました。
私は「霧の摩周湖」のイメージが強かったのですが、初めて訪れたそこは快晴でした。霧は皆無で、青い水面がきれいに見えました。
摩周湖の後はお約束の硫黄山です。
写真に写ってる私の服装を見てもらうと、半袖Tシャツですよね。この日は凄く暑かったのです。
余りに暑いので、バイクを降りたらすぐにジャケットを脱いでました。
そして涼もうと思って土産物屋に入ると、なんとエアコンが装備されていませんでした。
当時の北海道は、商業施設でもエアコンの無いところが結構有ったのです。
私達は日陰の風通りのいいところを見つけて、そこで涼を取りました。
硫黄山を後にして、これまたお約束の屈斜路湖畔を走り、開陽台で360度のパノラマを堪能し、
そこから羅臼に向かいました。
そして夕方、薄暗くなってたから午後6時頃だったと思いますが、羅臼のRH、「赤い屋根」に到着しました。
このRHは今はもう無いみたいですね。ちょっと寂しい。
ここで一緒になったライダーに知床近辺の見所を教えてもらって、コインシャワーを浴びて床につきました。
流石にこのフィルムカメラの時代には、料理や宿の外観の写真は撮ってませんね。
カメラがでデジタルになりフィルムレスになって、そんな写真や、同じところで同じカットを数枚撮るとか普通になったんだと、改めて思います。
続くかな。