1994年8月17日。
浜頓別YHを出発して、最北端の宗谷岬に向かいました。
前夜、ユーノスロードスターの二人組から、「モケウニの沼に行ってみたら」と言われていたので、二人で気を付けながら走ったのですが、発見できずに宗谷岬まで行ってしまいました。
この時は、エサヌカ線が有ったかどうか分かりませんが、国道238号で北上してました。
宗谷岬手前の最北端のガソリンスタンドで給油して、証明書と貝殻のノベルティをもらいました。
で、初最北端の記念写真です。
雨は降ってなかったのですが、雲行きが怪しかったのでカッパを来てます。
この後、お隣のノシャップ岬に立ち寄りました。
今はきれいに整備され、土産物屋が建ってますが、当時はやや寂れた感のある、素朴な岬でした。
因みに2016年はこんな感じです。
当時はフェンスすら無かったんですね。
ノシャップ岬に有った食堂でウニ丼を食べて、オロロンラインを南下しました。
小雨が降る中でしたが、数え切れないくらい多くのバイクとすれ違い、手を降り続けながら走ったのを覚えています。
日本海側を南下しながら宿を探し、雄冬のとほの宿「ぼちぼちいこか」に到着しました。
大阪出身の私は、北海道でなぜかコテコテの関西弁の宿に、親近感を覚えました。
宿に荷物を置いて、マスターから海水浴場(多分別狩海水浴場です)が近くにあると聞き、バイクで20分ほど南に走り、短い海水浴を楽しみました。
ぼちぼちいこかには、ライダー、チャリダー、バス旅行者など、いろんな旅人が集まりました。
夕食は皆でジンギスカンを食べて、その後はマスターのギターリサイタルでした。
私も一曲弾かしてもらいました。
続く。