今回は趣味の鉄道のお話です
群馬県にあります
碓氷峠鉄道文化むらを訪れました
信越本線横川駅の機関区跡地に開設された施設で、多くの保存車両を展示し
鉄道の歴史、碓氷峠の事柄を知る事が出来る施設です
その保存車両の中で、眺めた車両を以下に並べます
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DD51 1
国産の液体式ディーゼル機関車で、「無煙化」政策の元で量産された機関車です
蒸気機関車を淘汰する役割を担った事で、当時は良いイメージが無かった様に言われていますね
国鉄解体後もJRに引き継がれ、各地で活躍した機関車でもあります
このトップナンバーは、量産された機関車とは外見が大きく異なるのが特徴です
丸みを帯びた車体は、何処か愛らしい印象もありますね♪
私にとっても、些細な縁のある機関車で、当地を訪れる度に挨拶する存在でもあります(笑)
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DD53 2
除雪用のディーゼル機関車として製造されたグループで
主に豪雪地帯の除雪を担う存在でした
その高出力が祟って、扱いにくさもあった様ですね(笑)
勿論、除雪のみに使用した訳では無く
夏季には除雪ヘッドを外して、列車を牽引したりもした機関車でした
箱型車体のディーゼル機関車は、今では当たり前に活躍していますが、凸型が主流だった当時には
珍しい存在だったと思います
このフォルム、良いですよね♪
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EF30 20 右
EF58 172 左
EF30は関門トンネル通過の列車牽引に従事した交直流電気機関車で
その区間の特性からステンレス車体を用いています
塩害対策なのですが、銀色の機関車は、とても目立つ存在だったと思います
保存車両で眺められるのは幸せな事だと、この機関車を眺める度に思いますね
EF58は旅客列車用の電気機関車で、幹線の主要列車を牽引していた人気のある機関車です
登場当時はデッキ付の車体でしたが、後に流線型の車体になりました
このフォルムが流麗で人気の元だと思います
保存車両も多く、お召し列車指定機もあり
その完成度が伺えます
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EF70 1001
北陸本線に導入された交流電気機関車で、赤い車体が特徴ですね
60Hz帯対応の機関車でしたので、北陸と九州地方で活躍した機関車でもありました
1000番台は、高速列車牽引の証し
交流電気機関車としては多くない、ロングボディが魅力的です
現役当時の活躍を、目の当たりにはしていませんが
こうして保存車両で眺める事が出来るのは有難い事です
因みに隣の10系客車
私は寝台車、座席車共に眺めた事しか無く
体験していないのですよ
こうして姿を拝めるだけでも、本当に有難いものです
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クハ189 506
碓氷峠と言えば、EF63と共に欠かせない存在だったと思います
形式番号の、末尾「9」が横軽対応の証しで
碓氷峠を通過する特急列車に用いられた車両でした
特急あさま等に充当されましたね
峠運用を離れてからは、平坦路線での活躍も見られましたが
今見ても、国鉄色
国鉄特急型の車両に魅力や目新しさを覚えるのは、贔屓が過ぎますかねぇ(笑)
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EF63 24
前述の記事にも取り上げた
前述の記事にも取り上げた
動態保存のEF63です
体験運転に用いられている動態保存機の1両で
現役当時を彷彿させる音、見た目に
訪れる度に痺れてますよ(笑)
動態保存車両も残してくれた事に、感謝の念しかありませんね(笑)
さて
駆け足でしたが、碓氷峠鉄道文化むらの保存車両を記事にしました
定期的に訪れる場所であり
保存車両が増えている訳ではないのですが、その姿を拝めるだけでも有難く
色々と思いを巡らせる時間が持てる事が、何よりも至福の時なのだと思います
出歩きにくい、このご時世ですが
鉄道にご興味のある方や、碓氷峠や保存車両に思いのある方は
機会を見て、訪れる事をオススメします
そんな碓氷峠鉄道文化むらの保存車両を眺めたお話
今回はこれにて終了です…m(_ _)m