時間もお金もない暇つぶしで、映画館に足を向けるとなると、かなり話題になっている作品を厳選して出かけることにしています。
今回は、偶然1週間ほど前の新聞映画評で絶賛されていたココシリ(可可西里)に狙いを定め、最終回の上映に間に合いました。2年前の東京国際映画祭で上映されていて、ファンには待ち遠しかったようです。
ココシリとは、もうすぐ試運転に入る、チベット鉄道の起点:青海省奥地の高度4500mに広がる無人の荒野のことです。当然富士山より高く、高山病が怖い僕のスケジュールには組み込めませんが、人跡未踏であるため野生動物の楽園であるとのこと。
ストーリーは「ホームページ」にお任せするとして、映画評通りの自然の厳しさと美しさを精一杯満喫できる作品でした。最近見た「ナンサ」もモンゴルの実写だけで構成されていました。そろそろ禁断症状が出ているのかも知れません。