けんちくブツブツだいありー(新館)

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鉄骨の 現地検査

2007-11-01 06:24:17 | 以上現場からお伝えしました

ある鉄骨造建物の 骨組みが出来上がったので、現場で確認してきました。

建物が 垂直に立っているのか?と、ボルトはきちんと締め付けられているか?を見る検査です。

 

まずは垂直チェック。測量にも使う トランジットで、最上階の柱位置(A)と基礎の柱位置(B)を3箇所 測ります。高さ約8mの建物で最大1㍉以内のずれが確認でき、合格

 

お次は ボルト締め試験。2階梁の一部分を 検査用に目の前で締めてもらいます。はじめはこんな状態で、まず1次締め開始。(ちなみに道具は 全て電動レンチです)

続いて2次締めを開始。このボルト(=高力ボルト)は ピンテール破断型といって、規定の強度が加わると、ボルトの先端(つまり ピンのテール)がぽろっと取れて 目で確認できるものです。写真で左半分の先端がなくなっているボルトは、締め固め終了ということです。

 

という検査でしたが もう10月も終わりだったので、ほぼ汗もかかずに終わりました。これから寒くなる12月前半まで 快適な現場になることを祈っています

コメント
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